アンケート 用語

アンケート用語集|言葉の意味や略を解説

アンケートを作成したり、集計したりなどの作業を担う場合は、関連用語を理解することが大切です。

そこで本記事では、アンケートに関する用語とその意味を分かりやすく解説します。

この記事は、次のような人におすすめの内容です。

  • アンケートに関わる用語に興味がある人
  • 用語ごとの違いをきちんと理解したい人
  • アンケートの作成に携わっている人

アドホック調査

アドホック調査とは、1回限りで行われる単発の調査のこと。

新商品・新サービスの開発時などに実施されることが多いです。

アフターコーディング

アフターコーディングとは、FAの回答をコードに変換することで集計しやすくする作業のこと。

FAについては、後述します。

アフターコーディングを実施することで、回答を定量データと定性データに分類できるのがポイントです。

インホームテスト

インホームテストとは、その名の通り、アンケートの回答者の自宅にテストに必要なものを送る調査方法のこと。回答者の普段の生活でテストを実施できるのがポイントです。

ES調査

ES調査とは、会社が従業員の満足度を知るために実施する調査のこと。内容としては、業務内容や社内における人間関係に関するものがほとんどです。

ES調査を実施することで、経営層が把握していない問題を浮き彫りにできる可能性があります。しかし、アンケート調査の回答者である従業員が素直に打ち明けてくれるとは限らないのが難しいところです。

SA

SA(シングルアンサー)とは、アンケートの回答者が複数ある選択肢の中から1つだけを選ぶ仕組みのこと。

インターネットを介して行う場合は、ラジオボタンを活用してSAにすることが多いです。

アンケートのデータ集計がしやすくなるメリットはありますが、アンケートを作成するときに選択項目の準備に時間がかかりやすいでしょう。

MA

MAとは、複数ある選択肢から回答者にいくつかの回答を選んでもらう形式のこと。

マルチアンサーと呼ばれることもありますが、マルチプルアンサーと認識している人もいます。

1つの質問に対して複数の情報を得られるメリットはありますが、前述のSAよりもアンケートの集計・分析に時間がかかるデメリットがあります。

FA

FA(フリーアンサー)は、その名の通り、自由回答のこと。

FAを実施すると、回答者からユニークな答えを得られる可能性がある点がメリットですが、回答者が質問に回答することに対して負担を感じたり、もらった回答を数値化して分析できなかったりする点がデメリットとして挙げられます。

LA

LA(リミテッドアンサー)とは、回答に制限をつけて作成したアンケートのこと。

回答の幅が少なくなりますが、回答数が少なくなるのでアンケートの集計がしやすくなります。

オープンアンケート

オープンアンケートとは、一般に公開して実施する調査のこと。例えば、会社のホームページや雑誌、新聞などにアンケートを公開する方法があります。

回答者のターゲティングは難しいですが、不特定多数の相手から回答をもらえる可能性があるのがオープンアンケートのポイントです。

クローズドアンケート

クローズドアンケートは、あらかじめ抽出した回答者に実施するアンケートのこと。前述のオープンアンケートと違って、一般公開せず、特定の人だけにアンケートの内容が公開されます。

クローズドアンケートでは、事前に回答者について調べることができるので、より深い調査の実施が可能です。年齢や性別、職業などでターゲットを絞りたい場合に有効です。

スクリーニング

スクリーニングとは、ある条件に該当する対象者を抽出するために、実施する調査のこと。

スクリーニングの実施には時間がかかりますが、本来実施したい調査にかかるコストや手間を避けることができます。スクリーニングを専門にしている会社もあるので、必要に応じて利用を検討するのも良いでしょう。

単純集計

単純集計とは、アンケートにおける集計方法の基本として知られています。具体的には回答者の割合や回答数などのデータを集計します。

クロス集計

単純集計の結果を元に、細かい分析を実施するのがクロス集計です。回答者の情報や複数の回答などを掛け合わせることで、より詳細なデータの把握が可能になります。

サンプル

サンプルとは、母集団にいるアンケートの回答者のこと。回答者はランダムに抽出されるのが一般的です。

多項目選択式回答

多項目選択式回答とは、あらかじめ回答カテゴリーを用意して回答者には回答を選択してもらう方法のこと。単一回答だけでなく、複数回答も可能です。

二項目選択式回答

二項目選択式回答とは、「はい」もしくは「いいえ」のいずれかでアンケートに回答してもらう方法のこと。

回答者が短時間で回答できるだけでなく、集計も手早く進められます。ただし、回答が単調になるため、多くの情報を得にくいということがデメリットとして挙げられます。

定性調査

定性調査とは、数字では表せない定性データを調査する方法のこと。集団面接や自由回答などで実施されることが多い調査方法です。

定量調査

定量調査とは、数量や売上高などの定量データを用いて実施するアンケートのこと。

郵送、電話、個人面接などで実施されることが多い調査方法です。

マトリクス

アンケートにおけるマトリクスとは、縦軸と横軸に要素を分類して作成する図のこと。

マトリクスを作成することで問題の本質が分かりやすくなったり、新たな視点で考えられたりします。シンプルな方法で取り組みやすいのがメリットですが、軸の選定に時間がかかる場合もあるので注意が必要です。

名義尺度

名義尺度とは、回答者からの回答データを分類するために使用する尺度のこと。

名前や性別、血液型や最頻値などの統計量を出す場合に多く用いられます。

順序尺度

順序尺度とは、大小関係を表す尺度のこと。

質的変数に関して尋ねる場合に用いられます。

ローデータ

ローデータとは、アンケートの担当者によって集計や処理がされていない、もらったままの回答データのこと。ローデータを持っていれば、自由に集計・分析できるのがポイントです。

まとめ

アンケートを作成・集計する上で、目にすることが多い用語をまとめて紹介しました。似たような用語もありますが、それぞれ意味が異なるので今回解説した内容をきちんと理解しましょう。

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<参考>

【第1弾】アンケート作成に役立つ|リサーチ・マーケティング用語集まとめ(CX college)