アンケート 属性

アンケートの属性とは?アンケートで属性が大切な理由と聞き方を詳しく解説

アンケート調査における設問にはさまざまなものがありますが、その中でも欠かせないのが属性に関する設問です。

属性とは、性別や年齢、居住地や職業など、アンケート回答者のプロフィールのこと。属性が分かると、回答に対する理解がより深まります。特に、性別や年齢(年代)・居住地などは欠かせません。

本記事では、アンケートにおける属性の定義と大切な理由を紹介します。

アンケートでの属性の聞き方についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

属性とは

アンケート調査における属性とは、性別や年齢・居住地・地域・職業・年収など、アンケート調査対象者のプロフィールのこと。

アンケートを実施する理由として一般的なのが、ビジネスの方向性やマーケティング施策の決定であるケースですが、より効果的なマーケティング施策を打ち出すには、アンケートの回答者の属性を把握する必要があります。

アンケートで属性調査を行えば、同じ属性を共有する回答者同士に分類・比較することで、属性ごとの一定の考え方や行動の傾向を見出すことができます。

アンケートで属性が大切となる理由

アンケート結果を分析して仮説を検証する上で、回答者の属性を把握することは、現在自社が抱える課題点を理解するための鍵ともなります。

その理由は、属性が分かると、アンケート結果から回答者の行動や思考のプロセスを予測することができ、自社の改善点が見えやすくなるからです。

ただし、アンケート結果を深く理解するためには属性だけでなく、調査対象者の商品やサービスに対する認知、購入履歴や使用履歴などを把握することも大切です。

属性調査は「セグメンテーション」

先述の通り、アンケートで属性調査を行うと、回答者を深く理解し、あらゆるポイントから顧客を細分化することができます。

マーケティングの基本は「セグメンテーション」を基に、「ターゲティング」を行い「ポジショニング」をすることです。

つまり、効果的なマーケティング施策を打ち出すには、セグメンテーションが重要であり、アンケートにおけるセグメンテーションにあたる属性調査はアンケートを実施する際に欠かすことができません。

属性ごとに特徴や傾向を判断する

アンケートの調査対象者は、属性によって同じ特徴や傾向を持つことが一般的です。よってアンケートに属性調査を追加すると、属性別の特徴や傾向からターゲットを割り出すことができます。ターゲットが明確になれば、ターゲットに合わせた改善点の判断も可能です。

アンケート回答の集計や分析を正確に行う

アンケートの集計方法である「クロス集計」では、アンケートの各選択肢に対する回答数や回答の比率などと属性を組み合わせます。クロス集計を行うことで、アンケートの結果を掘り下げて理解できるようになるでしょう。

アンケート回答の集計や分析を正確に行うためには、属性調査が不可欠です。

属性を把握する

通常、アンケートですべての回答者に回答してもらうことはできません。

しかし、アンケートで属性調査をすれば、回答していない属性の推測をすることができます。

回答しない属性の層が把握できれば、より多くの回答者に回答を促すための改善点を認識することができるでしょう。

属性の聞き方

アンケート調査での属性の設定方法と属性調査で入れる質問について、順番に解説していきます。

アンケートによって、必要となる属性は異なります。自社にとって有用な属性だけを、アンケートに追加しましょう。

属性の設定方法

まずは、アンケートでの属性の設定方法を解説します。

選択形式にする

一般的に、アンケートの調査対象者にとって自由回答は面倒です。しかも、自由回答は明確性に欠けやすいもの。

したがって、属性に関する質問は選択形式とすることがおすすめです。

迷わない選択肢を作成する

たとえば職業の選択に対して、「パート」「アルバイト」「フリーター」の選択肢を用意すると仮定します。このような似ている選択肢が並ぶと、アンケートの回答者は困惑してしまいます。

選択肢を設計する際は、アンケートの調査対象者が迷わずに回答できるように、似ている選択肢はまとめて1つにすることが大切です。

仮説を検証する項目を設定する

アンケート調査は、自社が立てた仮説と消費者の行動とに隔たりが無いかどうかを調べるために行うもの。

つまり、アンケート調査では、仮説を検証できるような内容を設定することが大切です。

現実的に回答可能な設問を選ぶ

属性の設問内容によっては、回答数が全然集まらないことも。

アンケートの実施にあたっては、回答してもらえる設問を考える必要があります。

属性調査で入れるべき設問

アンケートの属性調査で入れるべき質問として

  • 性別
  • 年齢または世代
  • 最終学歴
  • 職業
  • 居住地
  • 地域
  • 年収
  • 世帯年収
  • 婚姻
  • 子供の有無
  • 同居家族の有無
  • 趣味

などがあります。

ここでは、属性に関してよく設定される設問の設定方法について説明していきます。

性別

様々なアンケート回答者に対応するため、「男性」・「女性」だけでなく、「答えたくない」の選択肢も加えておきましょう。

年齢または世代

年齢や世代を尋ねる際は、5歳・10歳・20歳ごと、または層で区切る選択肢の提示が一般的です。

一方、15歳以下・16〜59歳までは1歳刻み・60歳以上の方法で質問するケースもあります。

なお、層区切りとは、たとえば幼児・小学生・中高生・大学生・社会人・高齢者などのことをいいます。

最終学歴

学歴に関する設問には、中卒・高卒・大卒という選択肢が多いですが、専門学校・短大・4年制大学・大学院などを追加するアンケートもあります。

設問数に応じて設定すると良いでしょう。

職業

職業に関して尋ねるときは、職種と業種の違いに注意が必要です。

職種とは、会社員や自営業など、そして、業種とは建設業や運送業などのことをいいます。

一般的に、職業は自営業・自由業・公務員・会社員・会社役員・パートやアルバイト・専業主婦・学生・無職などに分類できますが、医師や士業(弁護士・税理士・司法書士・公認会計士)・NGOやNPO法人職員などが追加される場合もあります。

居住地

居住地に関する分類として一般的なのが、持ち家一戸建て・持ち家マンション・賃貸一戸建て・賃貸マンション・賃貸アパート・社宅・同居・その他という分類です。

地域

地域に関する選択肢は、都道府県または地方別で作成します。

対象範囲に応じて設定すると良いでしょう。

年収

年収についての設問は、100万円、200または300万円区切りに、そして、1000万円以上は500万円区切りの選択肢で設定されることが一般的です。

設問数に応じて、選択肢の数を調整すると良いでしょう。

世帯年収

世帯年収は100万円区切りの選択肢を設定しているケースが多くあります。

不明・わからない・答えたくない、という設問も準備しておくと良いでしょう。

まとめ

時間と手間をかけて行うアンケート。

その結果をより効果的にマーケティングに生かすためには、属性調査が欠かせません。

本記事で解説したアンケートの属性の定義と属性調査が大切な理由を参考に、アンケート調査を実施してみてください。

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参考記事一覧

データ入力基礎講座(モルガンデータシステム)

アンケートにおける年齢や職業などの基本属性の聞き方(Quest)