アンケート メリット デメリット

アンケートのメリット・デメリットとは?アンケートの種類も紹介

アンケート調査は非常に実施しやすい調査法であり、商品開発や事業の方向性を決定する際などに、アンケート調査を実施するというケースは少なくありません。

しかし、アンケート調査にはメリットだけでなくデメリットも。

本記事では、アンケート調査のメリットとデメリット、そしてアンケート調査方法の種類について分かりやすく解説します。

アンケート調査のメリットとデメリット

高い頻度で利用されるリサーチ方法であるアンケート調査。

そのメリットとデメリットについて、みていきましょう。

アンケートのメリット

アンケート調査のメリットとして

  • 実施しやすい
  • コストを抑えられる
  • 時間がかからない
  • データを数値化できる
  • 回答が安定する

ということが挙げられます。

1つずつ見ていきましょう。

実施しやすい

アンケートにはさまざまなものがありますが、調査票のみ用意すれば調査を実施することができます。

また、郵送やWebなどを活用することによって、広域でのアンケート調査も可能。

対象者を比較的集めやすいといえるでしょう。

コストを抑えられる

アンケートは対象者に対して一斉に実施することが可能。

したがって、人件費や調査費を抑えることができます。

時間がかからない

アンケート調査は多くの対象者に同時に実施することができるもの。

そのため、大規模な調査であっても時間がかかりすぎるということがありません。

データを数値化できる

アンケート調査の結果は、たとえば、Aの回答者は10%、Bは14%、Cは23%というように数値化することができます。

アンケート結果を数値化できれば、ビジネスにおける意思決定やプレゼンでの説得が行いやすくなるでしょう。特にサンプルとなる対象者の人数が多いほど、数値化したアンケート結果に対する信頼度は高くなります。

回答が安定する

少し表現が異なるだけでも回答が変わることが予想される質問であっても、選択肢を定形化すると回答が安定するでしょう。

アンケート調査は不特定多数ならびに有識者、どちらを対象としても意見の整理に適する手法です。

アンケートのデメリット

アンケート方法のデメリットとして挙げられるのが

  • アンケートの開始後は調査票を変更できない
  • 事実と異なる回答が存在する
  • 回答に関して深堀が難しい
  • 世論調査や統計学の知識が必要になる
  • 計画性が求められる

ということ。

1つずつ見ていきましょう。

アンケートの開始後は調査票を変更できない

アンケート調査は、一度開始したら、原則、調査票の変更をすることができません。

対象者の回答に応じて質問を調整しながら調査を進めるインタビューとは正反対ととらえておくと良いでしょう。

事実と異なる回答が存在する

アンケートの回答には、事実と異なる回答や虚偽の申請も含まれることがあります。

事実確認が難しいことから、アンケート結果には実情との誤差が生じる点を考慮しておくといいでしょう。

回答に関して深堀が難しい

アンケートでは質問に対する回答の深堀が難しいもの。

たとえば、「なぜAを購入しましたか?」という質問に対して「機能が気に入ったから」という回答があったとした場合、これだけでは、真の購入理由を理解することはできません。

自由記述式で理由を回答してもらうこともできますが、一般的に、アンケートで自由記述を設けると、回答率は格段に落ちます。

回答に対する深堀が難しいため、対象者の潜在意識を探ることが難しい、ということを理解しておきましょう。

世論調査や統計学の知識が必要になる

アンケートは実施するだけでなく、結果として得られたデータを分析しなければなりません。

そのために必要なのが、世論調査や統計学などの知識です。

場合によっては、アンケートの主催者側の経験測が求められるでしょう。

計画性が求められる

特定の事柄に対する実態を把握するためには、アンケートを実施する目的や知りたい事項を尋ねる方法を事前に計画することが大切です。

あらかじめ目的や方法を定めない場合、アンケート結果が恣意的になるリスクがあるでしょう。

アンケート結果に対する仮説を立て、調査設計をしっかりとしてから調査を実施することが大切です。

アンケート調査方法の種類とそれぞれの特徴

アンケート調査の方法にはさまざまな種類があります。

ここからは、アンケート調査の種類とそれぞれの特徴を紹介していきます。

各特徴を理解して、最適なアンケート調査方法を選びましょう。

グループ調査

グループ調査とは、アンケート対象者を指定場所に集めてアンケートを実施する方法。

アンケート調査の内容を直接説明することができますが、対象者同士がお互いの回答に影響されてしまう可能性が否めません。

面接調査

面接調査とは、インタビュアーが対象者を訪問して、インタビュー形式のアンケート調査を訪問先で行う方法のこと。

多くの質問や複雑な質問、回答の深堀が可能ですが、インタビュアーが恣意的な回答を促さないように教育訓練の手間が必要です。教育に費やす時間や手間を含めて、インタビュアーの人件費がかかるでしょう。

留置調査

留置調査とは、事前にインタビュアーが対象者を訪問して調査を依頼。後日、インタビュアーが対象者を再度訪問して、回答を回収する方法です。

アンケート調査の内容を説明できるため、アンケートの回収率アップを期待することができます。その反面、記入者が本人でない場合や他者の意見に影響された回答になる可能性があります。

郵送調査

郵送調査は対象者に対して、アンケートの調査票を郵送する方法のこと。対象者が回答を記載後、郵送にて返信してもらいます。

直接対面することが難しい方も対象者に含めることができるため、広い範囲の対象者に実施することができますが、本人確認が難しく、時間がかかる点が課題となります。

電話調査

電話調査は、インタビュアーが対象者に対して電話でアンケートを行う方法のこと。

短時間でアンケートを行うことができますが、多くの質問をするには向いていません。

インターネット調査

インターネット調査とは、インターネットを利用して、オンライン上で実施する調査のこと。

コストを抑え、短時間で実施することができ、かつ、高い回収率を期待することができます。

その一方で、アンケートの対象者がインターネット利用者に限定される点がデメリットとして挙げられます。

提案箱(目安箱)

提案箱(目安箱)は、提案箱や目安箱を適宜設置して、意見などを自由に投函してもらう方法のこと。

回答者のプライバシーを守りやすいということがメリットとして挙げられますが、提案箱や目安箱・調査票の管理が欠かせません。

パブリックコメント

パブリックコメントとは、公的な機関が市民に意見や情報などを尋ねるアンケート方法のこと。

ホームページなどを利用して市民からの回答を得る方法であり、公正さや透明性の向上を期待することができます。

ただし、アンケート結果として回収した意見が住民を代表する回答ではない点に注意が必要です。

まとめ

アンケートのメリットとデメリットを解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

アンケートを実施する際は、本記事で紹介したメリット・デメリットを踏まえ、調査に適した方法を選ぶことが大切です。

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参考記事一覧

アンケート等調査法の概要とメリット・デメリット(気仙沼市)

アンケート調査のメリット・デメリット(ADAMS COMMUNICATIONS)

アンケート調査(リサーチ一括.jp)

[事前に知っておくべき!]アンケート調査には弱点があるということ(Lactivator)