DMPとは?DMPの種類やメリット・デメリットについて徹底解説します

マーケティングでビッグデータの活用がすすめられる中、注目されているのがDMPです。

耳にしたことはあるけれど、どういうものなのか詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はDMPとはどういうもので、どういう種類があるのか、そして、メリット・デメリットにはどういうことが挙げられるのかなど、詳しく紹介します。

DMPとは?

DMP

DMPとは、「Date Management Platform」の略であり、インターネット上でさまざまなデータを管理するプラットフォームのことです。

管理している情報は、Webサイト内でのユーザーの行動履歴や購買履歴、会員登録データや広告配信データなどであり、これらのデータを分析することによってユーザー1人1人に合ったマーケティング「One to One マーケティング」が可能となります。

DMPは、その情報の違いからプライベートDMPとパブリックDMPとに分けられます。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

プライベートDMPとは

プライベートDMPとは、自社サイトにおける顧客の行動履歴や購買履歴、会員登録データなど、企業独自のデータを管理・分析するプラットフォームのことです。

扱っているのは主に自社サイトのデータですが、店舗での購入データやSNSのデータなど外部データを組み合わせて分析することもできます。

大手企業やEC事業者が利用して成果を出していることから、注目を集めています。

プライベートDMPを導入している企業例として、「ファンケル」や「日本旅行」などがあります。

ファンケルは、2009年からプライベートDMPを導入していますが、DMP導入後、コンバージョン率が110%、購入単価が130%増という効果が得られたとしています。

見込み顧客や休眠顧客に対して広告を配信することによって商品購入を促し、売上につなげることができた成功例といえるでしょう。

日本旅行は、DMPのユーザーの過去の行動履歴や購買履歴の分析によって、クーポンをタイミング良く表示するなどの施策を実施。

これによって、クーポンのクリック率が最大で15倍、コンバージョン率が3倍に増えるなどの成果が得られました。

パブリックDMPとは

パブリックDMPは、外部サイトのユーザー情報を蓄積しているプラットフォームです。

別名、オープンDMPと呼ばれるもので、自社サイトのユーザーが自社サイト以外でどのような購買履歴や行動履歴があるのか、などを知ることができます。

その結果、その顧客に対して効果的なマーケティングを実施することが可能となります。

また、DMPに蓄積されているデータの中で、自社サイトにアクセスしたことが無いユーザーのデータを分析することによって、新規顧客の開拓につなげることもできます。

DMP導入のメリットは?

DMP導入のメリットとして、

  1. さまざまなデータを一元管理できること
  2. ターゲットの明確化が可能となること
  3. マーケティング施策のPDCAサイクルを早められること
  4. 効果的なマーケティング施策が可能となること

などが挙げられます。

購買履歴・アクセス履歴・顧客情報などの自社データと、SNSなどの外部データを一元管理して総合的に分析することができるため、顧客分析や商品開発などが可能です。

また、データを分析すれば、既存のユーザーがどういう興味を持っているのかを深く知ることが可能であるほか、見込み客を見付け、その見込み客に対して適切にアピールすることができるようになります。

さらに、広告でユーザーがどういう反応をしたか等を可視化できることで、マーケティング施策の効果を検証したり、課題に対する改善策を立てることも可能となります。

つまり、DMPを導入することにより、効果的なマーケティング施策が可能となるのです。

DMP導入のデメリットとは?

前述したように、多くのメリットがあるDMPですが、DMP導入はメリットだけではありません。

DMP導入によるデメリットとして

  1. データの質を見極めるのが難しい
  2. 導入や運用にかかるコストが高い

などが挙げられます。

まず、外部データは非公開であることが多いため、データの質を判断するのが難しい、ということが挙げられます。

提供されるデータが求めているものと異なる場合、自社のマーケティングに役立てることは出来ません。

どういう種類のデータを扱っているのか、事前に確認しておくようにしましょう。

また、DMPの導入・運営にはコストがかかります。

コストをかけて導入しても役に立たなかった、ということでは経営は成り立ちません。

コストをかけるだけのメリットがあるかどうか、十分検討してから導入を進めると良いでしょう。

DMPを導入すれば必ず効果的なマーケティング施策ができるというわけではありません。

導入する目的をはっきりさせておかなかったがゆえに収集がつかない事態になる場合もあるので、「なぜDMPを導入したいのか」を明確にするようにしましょう。

DMPを選ぶ際のポイントは?

さまざまな種類の膨大な量のデータを一元管理することで、最適なマーケティング施策に役立てることができるDMP。

導入することによって成果を上げている企業は数多くありますが、DMPを導入する際には

  1. DMP導入の目的を明確にする
  2. 目的を達成するためにはどの種類が適しているかを決める

ことが大切です。

まず、DMPを導入する目的を明確にせずに「なんとなく」導入を進めては、膨大な量のデータをうまく活用することができません。

「どういう目的で」「どういう効果を期待して」DMPを導入するのか、しっかり考えるようにしましょう。

また、前述したように、DMPには「プライベートDMP」と「パブリックDMP」とがあります。

扱っているデータの種類やできることが自社が求めるものと違う場合、導入しても意味がありません。

したがって、それぞれのDMPの特徴を考慮して、どの種類のDMPを導入すればいいのか決めると良いでしょう。

また、同じ種類のDMPであっても、扱っているデータの種類やできる内容が異なります。

求めている種類のデータを扱っているかどうか、そして、欲しい機能が有るかどうか、事前に確認するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

DMPは自社サイトや自社サイト以外の外部サイトが保有する後輩履歴やアクセス履歴、顧客データなどのさまざまなデータを一元管理することができるプラットフォームであり、利用することによって効果的なマーケティング施策につなげることができます。

しかし、企業内で部署が分かれている場合、部門間での導入やデータ統合が難しいということもあります。

企業内にいくつか部署がある場合は、部門間で上手く連携できるようにしましょう。

また、DMPの導入・運用には高いコストがかかるので、導入する目的を明確にし、適切な種類を選んで導入するようにしましょう。

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