動画広告 種類

動画広告にはどのような種類がある?メリットや作成時の注意点とは

動画サイトやSNSなどで定着し、市場規模が拡大している動画広告。

特に、スマートフォン向けのコンテンツは急成長を続けていて、動画広告をマーケティングに活用する企業も増えています。

今回は、そんなネット動画広告の市場規模やメリット、注意点について、分かりやすく解説します。

この記事を読めば、商品の宣伝やサービスの拡散に迷ったときに役立つでしょう。

急速に増える動画広告の活用

近年、ニコニコ動画やYou Tubeなどの動画サイトやTwitterやFacebookなどのSNSでも見かけることが多くなった動画広告。

サイバーエージェントが行った調査によると、動画広告の市場規模は、2012年から2017年の5年間で50億円から880億円へ急拡大し、2018年に1800億円、2019年には2500億円を突破。

そして、2023年には5000億円を超えるともいわれています。

中でも、スマートフォン向けの動画広告の規模は大きく、各社がモバイル向けのコンテンツの充実に力を入れています。

また、アメリカでは動画広告がテレビの広告収入を越えるなど、ネットがテレビを超えるという現象が起き、日本でも、ネット動画の視聴時間増加によってネット広告費とテレビ広告費の差が縮まってきています。

実際、2018年のデータではテレビの広告費が19,123億円(地上波:17,848億円+衛生放送:1,275億円)だったのに対し、ネット広告費は17,589億。

2018年の時点でかなり迫っており、2019年のデータでは「テレビ広告費を超えているのでは」ともいわれています。

動画広告にはどんな種類がある?

動画広告は、掲載される場所や掲載方法で、

  • インストリーム
  • インバナー
  • インリード
  • インフィード

の4つに分けることが出来ます。

1つずつ見ていきましょう。

インストリーム

インストリーム型動画広告は、動画コンテンツと同じ画面に流れる広告です。

従来のネット広告よりも大きな画面で表示されるのが特徴で、動画コンテンツの前や終了後はもちろん、途中で流れることもあります。

目に触れる回数が多い上に、音声を切らずに見られることが多いため、広告本来の意味や世界観が伝わりやすいのがメリットです。

インバナー

インバナー広告は、大きな情報サイトの中で流れる広告のことです。

インバナー広告のメリットは、動画サイトを普段から利用していない人にも動画広告を見てもらえること。

ターゲットを設定しておくことで、ユーザーに合わせた広告を表示してくれるものもあります。

停止機能やスキップ機能を搭載していないので、一度流れたら流れっぱなしになり、コンテンツにマウスポインタをもっていくと拡大表示されるのがポイントです。

インリード

インリード広告とは、記事の中にある動画広告のことです。

コンテンツ内に表示するので、ユーザーに見てもらえる機会が多いことが特徴として挙げられます。

インリード広告は、記事を読み進めて動画が挿入されているところまで行くと広告が流れるものであるため、ユーザーが途中で記事閲覧をやめてしまうと、動画を再生できないこともあります。

インフィード

インフィード広告とは、SNSのフィードやタイムラインに掲載される動画広告のこと。

通常の投稿と変わらない形式で表示するので、キュレーションサイトやニュースメディアだけでなく、ポータルサイトなど幅広いところで使われています。

サイトに馴染みやすく、「広告です!」といったアピールをしないのが特徴といえるでしょう。

動画広告活用のメリットとは

動画広告にはいくつかのメリットがありますが、今回は、その中から3つ、紹介します。

ターゲットを絞れる

動画広告 テレビ広告 違い

動画広告とテレビCMは、どちらも動画による広告ですが、テレビCMが不特定多数の人に向けて発せられるのに対し、動画広告はターゲットを絞って表示させることができるというのが特徴です。

ターゲットを絞るフィルタには、年齢や性別はもちろん居住地、検索履歴、視聴回数、好きなジャンルなどの項目があり、フィルタリングすることにより効率的で効果的な訴求ができるのです。

多くの情報を伝えることができる

ネット広告には、動画広告の他にテキスト広告や画像広告などがありますが、動画広告とその他の広告との違いは、情報の多さです。

動画広告は、2次元的な情報に動きをつけることで多くの情報を伝えるることが可能です。

また、音声によって聴覚にもアピールできるのも大きなポイントといえるでしょう。

魅力的なコンテンツを作れれば、より長い時間見てもらうことができます。

コスパがいい

動画広告はコスパがいい広告です。

例えば、You Tubeの場合、インストリーム広告が30秒以上再生されない場合費用が発生しません。

30秒以上再生されたとしても、かかる費用は一回3円から20円。

制作を外注しても20万円程度なので、仮に1万回再生されたとしても、約40万円です。

ちなみに、テレビでは東京のキー局に制作込みで依頼すると1回の放映で145万円、ローカル局なら73万円の費用がかかります。

比べると、動画広告のコスパの良さがわかります。

動画広告作成時の注意点

数々のメリットがある動画広告ですが、注意しなければならないこともあります。

そこで、動画広告を作る際に注意したいポイントをつ紹介します。

「とりあえず」ではなく「きちんと」したものを作る

広告動画を作成する際には、しっかりとした品質のものを作りましょう。

動画広告制作には約20万円程度の製作費がかかるとされていますが、その制作費を抑えるために、自分たちで動画を作成するということも可能です。

しかし、コンテンツレベルが低く、最初の5秒でユーザーのハートをつかめなければ、その先の再生はしてもらえません。

動画コンテンツを自作するならば、品質の良いものを作りましょう。

ターゲットを絞る

これは動画広告以外にもいえることですが、ターゲットをしっかり定めておくことが必要です。

サービスや商品を必要としているユーザーを把握してターゲットを絞るようにしましょう。

デメリットも知っておく

多くのメリットがある動画広告ですが、デメリットも存在します。

その中でも代表的なものが、ユーザーから見た広告の鬱陶しさです。

ネット動画の途中で自動再生される広告が、興味のないコンテンツや質の低いコンテンツの場合、企業イメージのダウンにもつながります。

したがって、動画広告を作成する際には、「動画広告はうっとうしいと思っているユーザーもいる」ということを念頭に置くようにしましょう。

まとめ

ネット広告の効率性と動画の情報提供力を併せ持つネット動画広告。

すでに多くの企業が参入し、市場規模も拡大しています。

動画広告を成功させるには、ターゲットを絞って質の高いコンテンツを作ることが必要です。

この記事で紹介した内容を踏まえ、成功する動画広告を制作してみてください。


参考