QR code

QRコードで「顧客を追う」|基礎知識とマーケティングでの使い方を解説

データのやりとりでも決済などで多くの人が利用するQRコード。

「Quick Response」という名称のとおり、カメラで読み取るだけで情報にアクセスすることができる便利なものですが、そのQRコードを使いこなせば、消費者や顧客を追跡することが可能となります。

本記事では、QRコードの基礎を確認したうえで、マーケティングでの応用方法と、QRマーケティングの事例を紹介します。

QRコードとは

QRコードとは、日本のデンソーウェーブ株式会社(本社・愛知県知多郡阿久比町)が開発した黒と白の2色で作られる二次元コードのこと。

専用の電子機器で読み取れば、QRコードに盛り込んだ情報を入手することができます。

情報を盛り込んだ白黒の模様にはバーコードもありますが、QRコードはバーコードよりもはるかに多くの情報を盛り込むことが可能であり、

●倉庫で部品や製品に貼り付けることで入出荷を確認
●ホームページのURLを伝達
●野菜の生産者情報の提供
●電子チケット
●電子決済
●電車のドアに貼ることでドアの開閉状況の把握
●SNSのアカウント

などの場面で使用されています。

QRコードをつくるのはとても簡単。

ホームページのURLを盛り込むQRコードを作れるサイトにアクセスし、QRコードを作成するだけ。

そのQRコードをダウンロードして印刷し、印刷したQRコードをスマホで読み込めば、ホームページがスマホに表示されます。

例えば、自社のホームページのURLをQRコードにして名刺に印刷すれば、その名刺を受け取った人に自社のホームページを閲覧してもらえます。

マーケティング・キャンペーンの専用サイトのURLを盛り込んだQRコードをチラシに印刷すれば、周知効果が向上するでしょう。

QRコードの作成時と使用時に注意すること

QRコードを作成したり使用したりするときに注意することとして
・セルを歪ませない
・QRコードの周囲に余白を持たせる
・解像度を確保する
・大きさを確保する
・濃い色で印刷する
・スマホで読み取り試験をする
ということが挙げられます。

●セルを歪ませない

QRコードの模様は、黒と白の正方形の組み合わせで構成されています。

1つひとつの正方形のことをセルといいますが、セルは正方形でなければ正確に読み取ることができません。

セルが歪まないように作成、印刷するようにしましょう。

●QRコードの周囲に余白を持たせる

QRコードを読み取る機器は、QRコードの模様の周囲を取り囲む余白(白い部分)で、模様の範囲を認識します。

そのため、QRコードの模様にイラストや文字を接近させすぎてしまうとうまく読み取れないことがあります。

QRコードの周囲には余白を持たせるようにしましょう。

●解像度を確保する

QRコードを読みとる際、解像度が低いとうまく読みとることができません。

解像度は300dpi以上にしましょう。

●大きさを確保する

名刺など、小さい用紙にQRコードを載せる際、用紙に合わせてQRコードも小さく印刷しがちですが、小さすぎると読み取り機器が認識できない可能性があります。

QRコードを紙などに印刷するときは、一定程度の大きさを確保しましょう。

●濃い色で印刷する

QRコードをしっかり読みとるには、濃淡がはっきりしていることが重要です。つまり、濃淡がはっきりするなら、黒の部分を紫や紺にしても問題はありません。

●スマホで読み取り試験をする

チラシやパンフレットなど、印刷部数が多いものにQRコードを記載する際には、試し刷りの段階でQRコードを読み取れるかどうか試験することが大切です。

試し刷りの段階で問題なく読み取ることができたら、本刷りをするようにするといいでしょう。

QRコードでマーケティング効果の測定が可能

QRコードを使えば、マーケティングの効果を測定することが可能となります。

例えば、印刷物とサイトを連動させたマーケティング・キャンペーンを企画したとします。

印刷物に記載されたQRコードからをサイトを訪問する顧客と、ネット検索からサイトを訪問する顧客とがいますが、印刷物のQRコードから流れてきたのか、ネット検索から流れてきたのかをGoogleアナリティクスを活用することで判別することができるのです。

Googleアナリティクスを使ってQRコード経由のサイト閲覧を追跡するために必要なのは、パラメーターつきURLをつくること。

パラメーターつきURLを使ってQRコードをつくれば、そのQRコードをスマホで読み込んでサイトを開いたとき「そのQRコードでサイトを開いたこと」が記録され、QRコード経由でサイトを閲覧した回数と、ネット検索経由でサイトを閲覧した回数を区別することができるのです。

Googleアナリティクスを利用した追跡方法は、Googleアナリティクスにログインして、「集客」→「すべてのトラフィック」→「参照元/メディア」と進み、そこに表示される「qrcode/dm」という項目をチェックするだけ。

簡単に確認できるので、ぜひ活用してみてください。

QRコードを活用したマーケティングの事例「スターバックス編」

スターバックスは、QRコードを使ったさまざまな取り組みを実施しています。

その1つとして挙げられるのが、スターバックスのホームページに掲載されているQRコードをスマホで読み取り、表示される投票サイトで好みのコーヒーに投票するというもの。

同画面からコーヒーについての動画も見れるようになっており、ちょっとした時間を過ごす際にアクセスしやすいものとなっています。

また、スターバックスは2020年2月15日から3月12日の期間、店内のポップにあるQRコードまたはレシートのQRコードを読みこむことで表示されるLPからアクセスすると店舗でお花見体験ができるARを提供。

2019年にはLINE PayによるQRコード決済にも対応すると発表されるなど、QRコードの活用が進んでいる企業といえるでしょう。

まとめ

電子決済や電子チケットなど、さまざまな場面で用いられるQRコード。

Googleアナリティクスを用いることで、マーケティングの効果を測定することもできます。

本記事で紹介した内容を参考に、QRコードを活用してみてください。

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<参考>

【解説】いまさら聞けない、QRコードって何? ①仕組み編

株式会社デンソーウェーブ

QRコードの作り方

Campaign URL Builder

Starbucks promotes coffee blend via QR codes