QDD Google

QDD|多様性に対応したコンテンツでGoogleの上位表示を狙うには

Query Deserves Diversity(QDD、多様性に対応した検索結果)とは、Googleの検索アルゴリズムのこと。

アルゴリズムとは、いわば規則であり、QDDの規則にしたがってインターネット・コンテンツをつくれば、Google検索の上位に表示される可能性が高くなります。

「Googleのおめがねにかなうこと」は、インターネット・マーケティングを手掛けるマーケターの重要業務の1つ。

QDDを知って、自社サイトをQDD化していきましょう。

クエリとは、アルゴリズムとは、多様性とは

クエリ(query)とは、データベースに対する命令のことで、検索エンジンに関する用語としてのクエリは、検索キーワードという意味をもちます。

そして、アルゴリズム(algorithm)とは、考え方、つくり方、規則、解決までの道筋、という意味。

Googleは、インターネットの情報量が膨大になったことから、情報を整理するものがなければ、人々は自分が必要とする情報をみつけられない、と考え(*1)、インターネットの膨大な情報を分類することでユーザーのクエリに応じた情報を検索結果として表示できるようにしています。

Google内で情報が整理整頓されることを「インデックスされた状態」といいます。

情報の価値に応じてランクをつけ、価値が高い情報ほど検索表示の上位に置いているのです。

Googleは「情報を集め」「情報をインデックスして保存して」「クエリとインデックス済情報とマッチさせて」「ランキングして検索表示している」といえるでしょう。

グーグルは「ランキングした検索表示」でユーザーが抱える問題を解決しようとしています。解決に至るまでのアルゴリズムが適切であるほど、その解決はユーザーを満足させるもの。

QDDアルゴリズムは、グーグルが「多様性にマッチした検索表示をユーザーに提示すれば、ユーザーの満足度は増すはずだ」と考えてつくられたものと理解できます。

*1:https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/algorithms/

なぜグーグルがQDDを必要としたのか

インターネット・マーケティングでは、マーケターはGoogle検索上位を勝ち取らなければなりません。そのためにはGoogleが考えていることを見抜く必要があります。

検索窓に入力した言葉が同じでも意図は異なる

例えば、AさんとBさんが、グーグルの検索窓に「パン」と入力したとします。しかし2人の意図はまったく別である可能性があります。Aさんはパン・アレルギーについて調べたいと思っていて、Bさんはおいしいパン屋を探しているかもしれません。

ここでのポイントは、AさんもBさんも「パン」としか入力していないということ。

パンとアレルギーについて知りたい人は、検索窓に「パン」と「アレルギー」の2語を入れ、該当するサイトを探します。

しかし、Googleはユーザーの利便性を高めたいと考えており、パン・アレルギーについて知りたい人が「パン」とだけ入力したときでも、小麦粉アレルギーの解説記事を検索表示するようにしているのです。

この「パン」と検索入力しただけでパン・アレルギーのサイトも、パン屋紹介サイトも表示するアルゴリズムをつくることこそ、QDD思考です。

Googleは「QDDでランキングをつくっている」とは明言しないが重要

マーケターがQDDを意識したインターネット・マーケティングをするとき、「グーグルがQDDについて、『当社はQDDの考え方で検索ランキングをつくっている』と明言したことはない」ということを念頭に置いておきましょう。

GoogleはQDDについて明言していませんが、マーケターがQDD重視の戦略を取ることはリスキーではありません。

なぜなら、GoogleのQDD化は、いわば状況証拠として存在しているからです。

QDDはGoogleの公式アルゴリズムではありませんが、マーケターはQDDをGoogleのアルゴリズムと考えてマーケティング戦略を練ったほうがよいでしょう。

QDD対策で検索上位を狙う方法

QDDはユーザーの利便性を高めるためのアルゴリズムであり、Googleで検索上位を狙うなら、Googleと「思いを一緒に」することが大切です。

QDD対策で検索上位を狙うには

  • コンテンツに多様性を持たせる
  • 検索トップ10を研究する

ことが有効です。

それぞれのポイントについて解説していきます。

コンテンツに多様性を持たせる

マーケターが取り組むべきQDD戦略の第1歩は、自社のサイトに多様性を持たせること。

例えば、化粧品のECサイト(通販サイト)を開設している企業のマーケターなら、自社の商品をPRするコンテンツ以外に

  • 化粧品の成分を解説した記事
  • 化粧品と医薬品の違いを解説した記事
  • 化粧品の価格相場に関する記事
  • よい化粧の方法を悪い化粧の方法を紹介した記事
  • 化粧品アレルギーに関する情報
  • 化粧品CMに登場した女優に関する情報
  • 化粧品の歴史

などのコンテンツもサイトに掲載するといいでしょう。

そうすることで、多様性のある化粧品コンテンツをつくることができます。

検索トップ10を研究する

マーケターは、インターネット・ユーザーに、「このキーワードで自社サイトを検索してもらいたい」というものを持っているはずです。

例えば、菓子メーカーのマーケターが、「小腹が空いたとき用の菓子」のマーケティングを担当していたら「菓子」「小腹」で検索したユーザーに自社サイトを読ませたいと考えるでしょう。

その場合、まず考えたキーワードでGoogle検索してみてください。

すると「小腹、簡単お菓子レシピ」「食べすぎ厳禁、腹持ちのよいお菓子」「仕事中に小腹が空いたときに食べたいお菓子」「糖質制限中のおやつ」といった記事が並びます。

Google検索で上位表示を狙うなら、検索の上位の10記事を徹底的に研究しましょう。

その際の研究対象は

  • 記事の内容
  • 記事の要約
  • タイトル
  • 中見出し
  • ターゲットの読者層
  • 使われている写真や動画
  • 閲覧後の印象

です。

検索トップ10は、Googleお墨付きのコンテンツであり、マーケターがこれから「菓子」「小腹」関連の記事をつくろうとしているのなら、このトップ10のクオリティは超えなければなりません。

検索上位に表示されるのは簡単なことではありませんが、無理なことではありません。見本はすでにあるので、それに新しい情報を加えていけばよいのです。やることがわかっていれば、あとは実行あるのみです。

まとめ

QDDの本質は、ユーザー・フレンドリーであること。

Googleは、無数の情報のなかから価値ある情報をユーザーに提供しなければならないと考えており、その考えは、インターネット・コンテンツをつくっているマーケターも同じはずです。

マーケターがQDDの思考を学びそれを自分の血肉にしていけば、自ずとユーザー・フレンドリーなマーケティングになっていくはずです。

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<参考>

検索アルゴリズムの仕組み

集客に直結する知識! 検索エンジンの仕組みとインデックスの意味とは?