化粧品 商品開発

化粧品の商品開発のすすめ方と成功ポイント|事例付きで解説

化粧品の商品開発にあたって、成功するポイントを知りたい方は多いでしょう。

化粧品の商品開発では、事前の十分な調査と「正しい」マーケティングが欠かせません。

本記事では、化粧品の商品開発のすすめ方と成功するためのポイントを事例と共に紹介します。

昨今浸透しているD2Cについても押さえておきましょう。

化粧品における商品開発のすすめ方

化粧品の商品開発に必須なのものとして

  • 顧客のニーズの把握
  • ニーズに応じた化粧品の商品開発
  • マーケティング

などが挙げられます。

ここでは、化粧品における商品開発のすすめ方を具体的に確認しましょう。

顧客のニーズを把握する

ニーズとは、「顧客が潜在的に、または顕在的に求めているもの」。

顧客のニーズの把握には、自身を含めて周囲の人間の購買心理や購買態度を観察する必要があります。

アンケートを実施してニーズの調査を行うと良いでしょう。

顧客のニーズに応じた化粧品を商品開発する

顧客のニーズを把握したら、そのニーズに応じた商品開発を進めていきます。

ニーズの把握には、リサーチを行い、その結果を分析することが大切です。

化粧品の商品開発の目的がターゲットとする顧客層や既存顧客に訴える化粧品の商品開発なのか新規顧客の獲得を目指すのか、そして、クレンジング・洗顔料・化粧水・乳液・美容液・クリームのうち、どの化粧品の商品開発をすれば集客できるのかを考えていきます。

新規顧客の獲得を目指す場合は、化粧品の商品開発時点で顧客から求められていることを逆算して割り出すことが大切です。

仮説とともに、課題も洗い出していきましょう。

各商品の消費者動向の把握にはデータ収集が必要ですが、調査項目を決定する際には、事前にニーズをヒアリングを実施することがおすすめです。

商品の存在を知ってもらい、魅力を伝えリピート客になってもらう

顧客のニーズを満たすであろう化粧品を商品開発したら、商品の存在・魅力を伝え、リピート客になってもらう必要があります。

そのためには、まず、該当する化粧品の存在を知ってもらい、魅力を伝えましょう。

化粧品の存在を知ってもらうためには、宣伝はもちろん、商品のネーミングやキャッチコピー・パッケージのデザインにも気を配る必要があります。

商品のパッケージに大量の情報を記載するとポイントが分かりにくくなるので、要点を絞ることが大切です。

成功するためのポイント

化粧品の商品開発で成功するため欠かせないのは、顧客のニーズに沿うことと、あきらめないこと。

周到な準備をして化粧品の商品開発を行い、マーケティングをして販売したにもかかわらず、商品が売れないことも少なくありません。

そこで重要なのが、その理由を追求し、改善する情熱を持っていること。

問題点を分析し、見落としていたニーズを発見すれば、成功につなげることができるでしょう。

D2Cが浸透

スマホの普及やSNSの使用率の増加に伴い、「D2C」と呼ばれる仲介となる問屋や店舗を通さずに自社のECサイトでユーザーに直販するモデルが浸透しています。

D2Cモデルの特徴は、中間マージンが発生しないため、価格を抑えられるということ。

SNSを活用する層がターゲットの場合、D2Cでの商品の紹介・販売を進めていくと良いでしょう。

化粧品の新商品開発事例

ここでは、3つの企業の化粧品の商品開発の成功事例を紹介いたします。

各企業の成功したポイントをぜひ参考にしましょう。

資生堂

資生堂が化粧品の商品開発を行う際に重要視しているのが顧客の声です。

資生堂の「アクアレーベル」は、顧客の使いやすさを考慮してワンタッチボトルのボトルキャップを採用。ワンタッチボトルに変更することで、片手で手早く使うことやキャップを外した際の置き場所に困ることがなくなりました。

また「プリオール」の『リッチ美活クリーム』は、愛用者の「クリームも同じラインで揃えたい」という要望に応えて開発されたものであり、「アベンヌ 」の「ミルキージェル エンリッチ」ラージサイズは、「たっぷり、長く使いたい」という顧客の声をもとに登場しました。

mixx(ミクス)

「ミクス」は昨今浸透しているD2Cの利点を活かして、パーソナライズしたシャンプーとトリートメントを販売している企業です。

サイトで髪の太さや頭皮の状態、好みの香りなどの質問に答えることによって、シャンプーをオーダーメイドすることが可能。シャンプーの処方は19,530以上に上ります。

まさに顧客のニーズに的確に合わせることを目指した化粧品の商品開発事例といえるでしょう。

BULK HOMME(バルクオム)

「バルクオム」は、男性用のスキンケアに特化したメーカーです。

ニッチなジャンルのため、なかなか大手は進出しないようですが、バルクオムはSNSや口コミで多くの顧客を得ました。

バルクオムの洗顔料や化粧水は特に人気があり、公式オンラインストアの利用者は累計5万人を超えています。

まとめ 

化粧品の商品開発の進め方や成功するコツについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

化粧品の商品開発で重要なのは、ニーズに応えるための調査・仮説・検証・分析をすること。

既に軌道に乗っている企業の事例も参考に、商品開発に取り組んでみてください。


参考記事一覧

「注目を集めるD2Cを化粧品・コスメの成功事例から紹介」(マナミナ)

[化粧品メーカーのデータ分析事例] 新商品開発のリスクを下げる市場調査(KUROCO)

「専門家の事例から学ぶ新ブランドを成功させるために必要なことは?」(i-common)

「ファンを作る化粧品・健康食品の商品開発の進め方」(定期通販ラボ)

「お客さまの声を反映する仕組み」(SHISEIDO)