LINE Advertising

【国内最強SNS】LINE広告の概要とメリット・デメリット

LINEは、8,300万人が使用しているSNSアプリですが、このLINEを活用した広告事業を活用する企業が増加しています。

この記事では、LINE広告の概要や広告主がLINE広告を出すメリットとデメリットを考えていきます。

LINE広告の概要、特徴とは

LINE株式会社の2019年12月期決算は、売上高こそ前年比9.9%増の2,275億円であったものの、当期純損失は514億円(赤字)。

チャットも通話も無料なので、LINE株式会社は、実は、その知名度ほどは儲かっていません。

それでもLINE株式会社が「元気」に見えるのは、LINEが優良な広告媒体だからです。

さまざまな広告媒体のなかでもLINEが「優良」とみられている理由は、利用者の多さと、LINEファンの多さのため。

LINEは、毎月8,300万人(2019年12月時点)もの人が、強く「使いたい」「なくては困る」と思いながら使っているSNSであり、広告主が「広告をしっかり見てもらえる」と感じる広告媒体なのです。

LINE利用者は、国内の全SNS利用者の81%を占め、LINEを毎日使っている人は、LINEユーザーの86%にもなります。

冒頭でも述べたように、LINEの利用料は無料であり、2,275億円の年間売上の多くは、広告費で稼ぎ出されています。

LINE広告にはどのような種類があり、どの位置に広告が表示されるのか、そして、広告費の支払い方法はどういう方法なのか、などを詳しく見ていきましょう。

LINE広告の種類

LINE広告には

  • ディスプレイ広告
  • LINE公式アカウント
  • LINEスポンサードスタンプ
  • LINEポイント広告
  • WEB AD・VIDEO AD・APP AD

などがあります。

それぞれの広告について簡単に見ていきましょう。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、LINEの画面上に載せる広告です。

広告主は、広告を見せるユーザーを選ぶことができるため、広告主は、自社の広告を見せたい人にだけ見せることができます。

ディスプレイ広告は、Smart Channel、LINE NEWS、タイムライン、LINEマンガ、LINEウォレット、LINEポイント、LINEブログ、LINEショッピングなどに掲載されます。

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは、公式アカウントを取得した広告主がLINE上でユーザーと直接コミュニケーションがとれる広告サービスです。

広告主が公式アカウントを取得すれば、その公式アカウントを「友だち」として登録したユーザーに直接メッセージを送ることができます。

広告主は、「友だち」になった消費者に、商品やサービスの情報やクーポン券やセール案内を送信することができます。

LINEスポンサードスタンプ

LINEスポンサードスタンプは、広告主とLINEが協力して、広告主のキャラクターをLINEスタンプにして、ユーザーに販売する広告手法です。

LINEポイント広告

LINEポイント広告は、例えば、広告主が作成した動画CMを視聴したユーザーに、LINEポイントを付与する広告サービスです。

WEB AD、VIDEO AD、APP AD

WEB ADは静止画広告で、LINEユーザーを、広告主のサイトに誘導するときに使われるものであり、VIDEO ADは動画広告で、広告主のブランディングに使われます。

APP ADは、広告主のアプリのダウンロードを促す広告です。

なお、LINE経由で約1,000のメディアに広告を配信できるHike Networkというサービスがありましたが、このサービスは2018年に終了しています。

LINE広告が表示される場所

LINEを使いこなしている人ならば、LINEには、さまざまなサービスや機能があることを知っていると思いますが、LINE広告は、それらのサービスや機能に貼り付けることができます。

広告主が「LINEのこのサービスを利用しているユーザーに広告を見せたい」と希望すれば、そこに広告が掲載されるのです。

Smart Channel

Smart Channelは、LINEのトークリストの最上部の枠であり、最もポピュラーな広告表示場所です。

LINE NEWS

LINE NEWSの視聴者は、月6,800万人にのぼります。

ニュースの見出しに紛れ込む形で広告を入れることができますが、ステルスマーケティングを予防するために、「広告」であることが明示されます。

タイムライン

タイムラインは、「LINEといえば」といえる場所ですが、このタイムラインにも広告を割り込ませることができます。

タイムラインを訪問する人は月6,800万人ほどいて、そのうちの72%にあたる月4,900万人がタイムライン広告に接触しています。

高視聴率枠といえるでしょう。

LINE広告ネットワーク

LINE広告ネットワークは、LINEを通じて外部のアプリメディア(外部の広告媒体)に広告を配信するサービスです。

LINEだけではリーチできない顧客に広告を見てもらうことができます。

その他

LINEでは、LINEマンガやLINEウォレット、LINEポイントやLINEブログ、LINEショッピングにも広告を掲載することができます。

LINE広告の支払い方法

LINE広告の広告費の支払い方法は

  • クリック課金タイプ
  • インプレッション課金タイプ

の2種類。

「クリック課金タイプ」は、ユーザーが広告をクリックして、リンク先のページに遷移したときに料金が発生する方法であり、「インプレッション課金タイプ」は、画面で動画広告が100%映し出されたタイミングで料金が発生する方法です。

LINE広告のメリット・デメリット

広告主にとっての、LINE広告のメリットとデメリットを紹介します。

LINE広告 メリット デメリット

LINE広告のメリット:ユーザー数が多い

LINE広告の最大のメリットは、ユーザーの多さです。

国内のSNS月間アクティブユーザー数(MAU、積極的な利用者の数)は、ツイッター4,500万人、インスタグラム3,300万人、フェイスブック2,800万人に対し、LINEは8,300万人(2020年3月、LINEのみ2019年12月)。

ツイッターやインスタグラム、フェイスブックがエンターテイメント要素が強いのに対し、LINEユーザーは、通信インフラとしてLINEを使っています。

したがって、LINEユーザーは真剣に画面を見ている人が多く、広告への注目度も高いといえます。

また、若い人にリーチしやすいのもLINE広告の特長であり、若い人向けのマーケティングを検討している企業は、LINE広告は有力な選択肢になるでしょう。

例えば、高級路線から庶民路線に転換を図りたい企業がLINE広告に広告を出稿すると、敷居が高いイメージを払拭できるかもしれません。

LINE広告のデメリット:富裕層へのリーチは苦手かも

LINE広告のデメリットは、高額商品や高額サービスのPRが苦手であること。

LINEはいい意味でも悪い意味でも「軽い」ため、LINE広告で高額な買い物の動機づけをすることは難しいようです。

また、富裕層もLINEを使っていますが、LINE広告で富裕層にアピールすることは簡単ではないようです。

例えば、孫とのコミュニケーションツールとしてラインを使用している高齢の資産家が、LINE広告で商品を見て消費行動を起こすことは少ないでしょう。その理由は、高齢者は慎重に買い物をするため。

ただし、イメージ戦略にLINE広告を使ってみるのは一考の余地があるといえます。

「LINEで見たことがある」という印象を植えつければ、別の媒体の広告の認知度が高まるかもしれません。

また、LINE広告は、他の先進的なSNS広告に比べると、「ターゲティングが苦手である」と指摘されていますが、この指摘は「広告業界内でよく言われていること」にすぎず、LINE広告と他のSNSとを比較した客観資料はありません。

ターゲティング技術は日進月歩なので、LINE広告を検討している広告主は、まず、自社でターゲット層を設定して、LINE広告がそれに対応できるか問い合わせてみるといいでしょう。

まとめ~伝統にして最強、試してみる価値あり

LINE広告はお試し感覚で使うことができるので、先述した「メリット」を享受できそうであれば、一度試してみるといいでしょう。

LINEは、すでに伝統的なSNSになった印象がありますが、いまだに最強のSNSです。

SNS広告の経験のない企業はLINE広告から始めてみてはいかがでしょうか。


<参考>