マーケティング 基礎

マーケティングの基礎を徹底紹介【これさえ読めば間違いなし!】

マーケティングとはそもそも何か、適切に説明できますか。
会社でマーケティングを担当するなら、その目的と重要性をきちんと理解することが大切です。

市場のニーズやターゲットのリサーチを的確に把握するマーケティングは、企業が利益や売上を伸ばすために非常に重要な役割を担っています。

マーケティングの基本的な概念を解説した後、その目的や重要性についてお伝えします。

代表的なマーケティングの種類や必ずやるべき分析方法も併せて見ていきましょう。

マーケティングとは?

マーケティングを簡単言うと、顧客に価値を提供してその対価をもらうことです。

日本マーケティング協会では、マーケティングは、企業や組織がグローバルな視野で顧客と相互理解をはかりながら競争市場を創造するための総合的な活動だとしています。

つまり、マーケティングは顧客ニーズに応える商品やサービスを提供する市場を創り出すことです。

商品やサービスを顧客に提供する企業にとって、効果的なマーケティングでアプローチすることが非常に大切です。

続いては、マーケティングの目的や重要性について詳しく見ていきましょう。

マーケティングの目的と重要性とは?

商品やサービスが溢れる現代において、ターゲットに対して適切なマーケティングをしなければ、企業が収益を獲得することが難しい局面を迎えました。

マーケティングの目的は、市場ニーズを把握して、適切な商品やサービスをターゲットに提供し、顧客満足を得ることです。

結果的にそれが企業の収益に繋がる仕組みです。

これがマーケティングの目的であり、重要性だと言えます。

マーケティングの概念が生まれたのは1950年です

それから現在に至るまで、市場変化などに合わせてマーケティングで重要視されるものが変わってきました。

フィリップ・コトラー(Philip Kotler)が提唱したマーケティングトレンドを表にまとめたのでチェックしてみましょう。

フィリップ・コトラー マーケティングトレンド

1950年頃のマーケティング1.0は、製品中心の時代でした。

企業が物を作ればその分が売り上げになり、収益に繋がる状況でした。

世界に物や情報が不足していたので、コストを抑えた大量生産が行われていて、現代のマーケティングの考えと全く異なるのが特徴です。

オイルショックが起こった時代は、製品中心のマーケティングから消費者志向に移ります。

この頃はマーケティング2.0と呼ばれています。

世界にある程度の物と情報が満たされ始めたこの時代から、企業は消費者を意識せざるを得なくなりました。

自社の商品やサービスを顧客に購買してもらうために、販売方法や製品開発などを工夫して消費者にアプローチしなければ勝ち残れなくなったからです。

1990年頃からインターネットが急速したことで、企業は価値に重点をおくマーケティングに切り替わります。

マーケティング3.0はそれ以前と違って、商品やサービスのような有形物ではなく無形物を重視するようになります。

物や情報が世界に満ち溢れた結果、顧客の多くが無形物である価値を考えて商品やサービスを選択するようになったからです。

例えば、同じカバンでもノーブランドより世間的に有名なブランドのものを持つ方が価値がある、という判断です。

方、ノーブランドでも安くて機能性が高いカバンを価値があると判断して購入する顧客もいます。

このように、価値を感じる基準は人によって様々です。

そのため企業は、自社の商品やサービスのターゲットを定めることが大切になります。

この頃の考え方をマーケティングとして捉える人が多いです。

インターネットを利用したソーシャルメディアが発達した2010年以降から現代にかけては、マーケティング4.0とされています。

価値を大切にしていた1990年代から、自己実現欲求を満たす商品やサービスの提供が企業に求められる時代になりました。

このように、時代の流れとともにマーケティングは変化してきました。

年代によって企業が市場から求められる内容が異なるため、経営を存続させるためにさまざまなマーケティングが実行されています。

続いては、マーケティングの種類を紹介します。

それぞれのポイントを押さえたうえで、自社の意向や商品・サービスを売り込める方法を考えてみましょう。

マーケティングの種類

マーケティングは基本的に、市場調査、PR活動、分析を繰り返し行います。

ここでは、市場調査とPR活動について詳しく見ていきましょう。

分析で特に大切なものについては次の項で詳細をお伝えするので必ずチェックしてください。

市場調査

市場調査は、マーケティングリサーチとも呼ばれ、顧客ニーズの把握に努める作業です。

統計データを取ったり、多数のモニターにアンケートを取ったりしてニーズを調査します。

市場を調査する方法は、これ以外にもたくさんの方法があります。

顕在ニーズを明らかにするか潜在ニーズを知りたいかなどによっても市場調査のやり方は異なるため、適切な方法を選択することが大切です。

PR活動

ターゲットに合ったPR活動をすることで購買意欲を高めることが、マーケティングをするうえでひとつのポイントになります。

新聞や雑誌などの紙媒体だけでなく、テレビやラジオ、インターネットなど、広告宣伝の方法は多岐にわたります。

自社で設定したターゲットが一番利用する媒体を適切に判断して、選択することがポイントです。

特に、インターネットは非常に幅広く広告活動ができる媒体です。

自社のホームページだけでなく、SNSを効果的に使ってアピールする企業が増えています。

広告担当に任せてSNSを運営するだけでなく、インフルエンサーを雇ってPR活動をする企業も多くあります。

世間に大きな影響を与えるインフルエンサーを効果的に使うインフルエンサーマーケティングは、特に注目されているPR活動です。

マーケティングに必須な分析とは?

最後に、マーケティングに必須な分析を3つ紹介します。

今回は、数あるマーケティングの分析方法の中でも有名な3C分析、PEST分析、バリューチェーン分析の3つを見ていきましょう。

3C分析

3C分析とは、Customer(市場・顧客)、Competitor(競合他社)、Company(自社)の3点について分析する手法です。

フレームワークのひとつで、3C分析をすることで市場との関係性の理解に繋がります。

3C分析は、マーケティングの分析の中でも一番ベーシックな方法です。

マーケティングを重視するほとんどの会社で行われるので、まずはこのフレームワークから実行することをおすすめします。

PEST分析

PEST分析は次の4つについて分析する手法です。

それぞれの指標や傾向を基に、市場のニーズを把握できます。

Politics(政治) 政治状況、税制、法律、デモなど
Economy(経済) 消費動向、景気動向、物価、為替、株価、金利など
Society(社会) 流行、世論、教育、人口動態、世帯、老齢人口など
Technology(技術) IT、インフラ、技術革新、特許など

PEST分析は、自社の経営戦略を決定するときなどに使用されることが多いフレームワークです。

外部環境によって自社が現在、そして、将来的にどのような影響を受けるか把握したり、予測したりできる手法です。

バリューチェーン分析

商品製造やマーケティング、販売やアフターサービスなど、企業が顧客に商品やサービスを提供する一連の流れを個々で捉えるのではなく、価値の連鎖と捉える考え方がバリューチェーンです。

このチェーンがしっかり結びついてこそ、企業は顧客に効果的にアプローチすることができます。

すべての活動があってこそ、利益であるマージンが生まれるという考えのもと、ひとつひとつがきちんと成り立って、繋がっているか分析するのがバリューチェーン分析です。

このフレームワークは業種を問わず、さまざまな会社で利用されています。

まとめ

企業が商品やサービスで売上・利益を獲得するために、マーケティングは非常に重要な役割を担っています。

時代の変化や経済の状況などによってニーズは常に変わっていきます。

マーケティング担当者は敏感にそれを察知して、自社の対応にいかさなくてはいけません。

マーケティングの種類や分析方法を適宜選択して、効果的に市場を分析することが今後も重要になります。

無料お役立ち資料フォーム


<参考>