ロジカルシンキング

ロジカルシンキングとは|論理的思考を身に付けてコミュニケーションを円滑に

ビジネスマンなら「ロジカルシンキング」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。

ロジカルシンキングがもたらすメリットに注目する企業も多く、研修でフレームワークを実施するところも増えています。

そこで今回はロジカルシンキングについて分かりやすく解説します。

この記事は

  • ロジカルシンキングの基礎を知りたい人
  • ロジカルシンキングを身につけたい人
  • ロジカルシンキングのデメリットが気になる人

におすすめの内容です。

ロジカルシンキングとは?

ロジカルシンキングとは、簡単に説明すると「論理的思考」のことです。

つまり、さまざまな物事を考えるときに筋道を立てる思考法のことをいいます。

ロジカルシンキングは大きく分けると、次の2種類があります。

  • 部分と部分の因果関係を整理する
  • 全体と部分の包含関係を整理する

 

ロジカルシンキングの種類を分かりやすく表にまとめると次の通りです。

ロジカルシンキング

人間が社会活動をする上で、ロジカルシンキングが求められる場面は非常に多く

  • 企業面接
  • プレゼンテーション
  • 社内会議
  • 商談

などが具体的な例として挙げられます。

ロジカルシンキングができる人材は多くの企業から重宝されます。

ロジカルシンキングが身についていないビジネスパーソンは、普段から論理的な思考で物事を考えることを意識したり、メソッドを利用したりすると良いでしょう。

ロジカルシンキングを身に付けるには「自問自答」が大切

ロジカルシンキングを身に付けるメソッドは後ほど紹介しますが、大切なのが「自問自答を実践すること」です。

例えば、日常生活で生じた問題やニュースなどを「なぜ」「どうして」と深堀りしてみましょう。

自問自答を繰り返す癖をつければ、ロジカルシンキングをスムーズに身につけることができます。

ロジカルシンキングで5つの力をアップ

ロジカルシンキングを実践すると、ビジネスで必要な5つの力をアップする効果が期待できます。

その5つとは

  • 分析力
  • 問題解決力
  • 提案力
  • コミュニケーション能力
  • 仕事の生産性

です。

1つずつ、順番に解説していきます。

分析力

ロジカルシンキングを身につければ、冷静かつ客観的に物事を分析する力を養うことができます。

ビジネスの世界では、全体を漠然と捉えるだけでは物事の本質を掴むのが難しく、一つ一つの要素をきちんと吟味した上で、それぞれの関係性を見極めることが大切になります。

ロジカルシンキングによって分析力に磨きをかければ、適切な対応策や判断ができるようになるでしょう。

問題解決力

問題解決力とは、問題の発生場所や原因を特定し、二度と問題が発生しない根本的な解決策を考えられる力のことです。

何かしらの問題が発生したら、発生場所や原因をきちんと発見しなければ解決できません。

また、問題の発生源と要因が分かっても、効果的な解決策を講じられなければ問題が再燃する可能性があります。

ロジカルシンキングで客観的に問題を捉え、論理的に分析できる問題解決力があれば非常に優秀な人材として重宝されるでしょう。

提案力

提案力とは、自分以外の誰かに対して考えなどを伝える力のことです。

もし、自分の頭の中がアイデアで溢れていても、周囲にうまく伝えることができなければビジネスは成り立ちません。

したがって、自分の提案を通すためには、ロジックを駆使して提案の筋道を立てることが重要になります。

提案力を向上させるためには、後ほど紹介するピラミッドストラクチャーというフレームワークを利用すると効果的です。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、自分の主張を正確に伝える力だけではありません。

自己発信力はもちろん、相手の主張にも耳を傾けて正確に理解する能力がある状態をコミュニケーション能力があるといいます。

コミュニケーション能力を向上させるためには、相手の主張内容や根拠に目を向け、意思疎通のズレをできるだけ小さくすることがポイントです。

ロジカルシンキングを身につければ、意思疎通における論点(イシュー)が見極められるためコミュニケーション能力の向上が期待できます。

仕事の生産性

論理的思考が身につくと、間違った方向に仕事が進むことが少なくなるため、生産性がアップします。

仕事の方向性を決定する時点でミスをしてしまうと、手戻りに時間がかかります。

できるだけ早い段階で間違いに気付いて修正することが大切なのです。

ロジカルシンキングが身につけば、業務の無駄を省けるようになるでしょう。

ロジカルシンキングを実践するメソッド

ロジカルシンキングを身につけるためには、次の3つのメソッドがあります。

  • MECE
  • ピラミッドストラクチャー
  • ファクトベース

 

それぞれのメソッドの内容について、順番に解説していきます。

MECE

MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)とは、物事の漏れや重複を防ぐフレームワークです。

考えつくままに根拠を提示するのではなく、それぞれを一定のグループに分けて内容を詰めていくのがMECEの特徴です。

物事の漏れや重複がなくなると、全体像が捉えやすくなるため判断がしやすくなります。

ピラミッドストラクチャー

ピラミッドストラクチャーとは、一番伝えたい主張をピラミッドの頂点に設定して根拠を下層に配置するフレームワークです。

複数の事実をもとにひとつの結論を導き出すピラミッドストラクチャーは、帰納法に基づくロジカルシンキングの方法です。

主張の根拠が明確になるので、より説得力がある説明をしたい場合にピラミッドストラクチャーを活用すると良いでしょう。

ファクトベース

ファクトベースとは、その名の通り、事実に基づいた結論を導き出す方法です。

想像で仮説を立てるのではなく、調査や研究などの結果に基づいて結論を導き出すロジカルシンキングの種類です。

ロジカルシンキングにはデメリットも

ロジカルシンキングをすることによるデメリットとして

  • 前提の設定は自分で考える必要がある
  • 根拠は無数にあるため適切な判断が難しいことがある
  • 要素を分解する視点の判断が難しいことがある
  • 未来においても因果関係が成立するとは限らない

などがあります。

ロジカルシンキングはさまざまなことに応用がきく考え方ではありますが、万能ではありません。

意思決定には使えなかったり、恣意性が入ってしまったりなどすることがあるので注意が必要です。

まとめ

ロジカルシンキングはビジネスの世界はもちろん、日常生活でも役に立つ考え方です。

ロジカルシンキングを身につけると、たくさんの能力が身につくので今回紹介した内容を参考に実践してみてください。


<参考>