インスタグラム 広告

Instagram広告で成果を上げた成功事例|種類や作成方法を徹底紹介

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今や、若い世代を中心に多くの方が利用しているInstagram。

魅力的な写真や動画を自由に投稿できるInstagramのユーザーは、全世界で10億人を突破し、日本国内でも3,300万人(2019年11月時点)のユーザー数を誇ります。

そんなInstagramを利用することで精度の高いターゲティングを可能とするのがInstagram広告です。

ここでは、人気SNSであるInstagramを利用して、多くの人に自社製品・サービスの広告配信ができるInstagram広告について成功事例や種類、作成の方法などについて解説します。

Instagram広告とは?

インスタグラム ユーザー

Instagram広告とは、インスタグラムのタイムライン上やストーリーズ上に写真や動画などの形式で広告を出稿できるサービスのことです。

日本では2015年10月より、ビジネスアカウントを持っているユーザーであれば、Instagram広告の出稿が可能となっています。

Instagram広告の特徴は、画像広告や動画広告などの様々な形式の広告を作ることができるため、製品やサービスを宣伝したいユーザーにピンポイントの広告を出すことができること。

また、成功報酬型の課金方式であるだけでなく、「CPM課金」、「CPC課金」、「CPI課金」、「CPV課金」の4種類の設定ができるため、目的ごとに課金方式を使い分けることで、無駄なコストをかけずに広告出稿をすることができるのもInstagram広告の魅力です。

Instagramの広告事例10選

Instagram広告を活用すれば効果的な宣伝が可能ですが、Instagram広告の広告パターンを理解して、特徴を活かした広告にしなければよい結果を出すことはできません。

そのためにも、Instagram広告で結果を出した成功事例を知っておくことは非常に重要です。

そこで、実際にInstagram広告に出稿して成果を上げた10社の事例を紹介します。

花王

花王は、 若年層をメインターゲットとしたPYUANの発売にあたり、若年層のテレビよりもスマートフォンでの情報接触が多いという特徴から、Instagramによるマーケティング戦略を実践しました。

テレビCMではなく、若年層に親和性の高いInstagram広告を主軸とした戦略を展開し、GIF動画、カルーセル動画広告、ストーリーズ広告を活用したことで、ブランド認知を10ポイント上昇させることに成功しています。

SK-

SK-IIでは、SK-II ジェノプティクス オーラ エッセンスのブランド認知度を高めることを目的として、FacebookとInstagramのニュースフィードのみの広告配置とストーリーズ広告を追加した広告配置したケースの2パターンでの検証を実施。

その結果、FacebookとInstagramのニュースフィードにストーリーズ広告を追加されているパターンの方で、ターゲットとした女性層の広告想起率が大幅に上昇しました。

ANA

ANA(全日本空輸株式会社)は、モバイルでのチケット売上の向上を目的に、Facebookマーケティングパートナーであるsocial gearと連携し、動画、リンク、スライドショーによる広告キャンペーンを実施したところ、目標より1.8倍高い広告費用対効果を実現しました。

キャンペーンが実施されたのは2017年10月中旬から2018年1月末にかけてで、推定広告想起リフト率は1.2倍増加、全地域合計売上が1.3倍増加しました。

DAZN

年間10,000試合以上のスポーツコンテンツを配信するスポーツ・チャンネルDAZNでは、サービス登録者を募る目的でプロ野球の開幕シーズンに合わせて、アンケートスタンプを使ったストーリーズ広告を出稿。

その結果、ストーリーズ投稿内に二択の質問ボタンを設定したアンケートスタンプ広告のほうのコンバージョン率が1.8倍伸びました。

ダイキン

空調機器メーカーのダイキンが実施したマーケティング戦略は、若年層へのブランド認知向上を目的とした、人気クリエイターがクイズ形式で情報提供するというコンセプトでのアンケートスタンプによるストーリーズ広告でした。

アンケートスタンプなしとありで検証したところ、アンケートスタンプありの方が、サイト誘導、動画再生率、再生単価において、アンケートスタンプなしを大きく上回る結果となりました。

ゼクシィ

日本最大級の結婚情報サービスであるゼクシィ。

ゼクシィの公式アプリには、式場やドレスを探せて、時期別にやるべきことの確認ができるダンドリチェック機能や、アプリ限定の豊富な記事コンテンツを用意しているほか、ターゲットとする女性層の利用の多いInstagram活用していました。

そして、さらなるリーチ拡大のために、拡大のために、縦長の全画面表示によるInstagram Stories広告を採用。

その結果、アプリのインストール数、ブライダルフェア予約、式場見学予約などの数が伸び、成功を収めました。

LIONS GATE

イギリスの映画配給会社LIONS GATEは、2016年公開のミュージカル映画「La La Land」の告知にInstagram広告を活用しています。

「La La Land」は世界的にも大人気となった映画ですが、公開当初、LIONS GATEはイギリスの若者が古典的なハリウッドのミュージカル映画のような「La La Land」に興味を示すのか懸念していました。

そこで、若年層との親和性が高いInstagramを活用した広告を展開したところ、広告想起率24ポイント、映画の認知度8ポイント、映画鑑賞意向4ポイント、ターゲットとした女性の映画鑑賞意向が12ポイント上昇したそうです。

ツヴァイ

結婚相手紹介サービスのツヴァイでは、新規会員獲得のためにInstagramストーリーズ広告を活用。

よりブランドのサービスや世界観を伝えるフォーマットとして、通常のストーリーズ広告に加え、あえて左右へのタップを促すことで、見た人が興味をひかれるコンテンツをより能動的に視聴選択するような仕掛けを加えたストーリーズカルーセル広告を採用しました。

その結果、より効率的に資料請求サイトへのトラフィックを増やすことに成功しています。

ボルボ

ボルボが実施したマーケティング戦略は、ベストセラーのXC60に、Instagram上で試乗体験(バーチャル試乗)ができるという動画広告。

Instagram広告を活用した理由は、平均的な顧客層より少し若めで都市部に住む人々をターゲット層としたためです。

XC60に使われている革新的技術、安全機能、乗り心地、新機能を詳しく紹介するカルーセル広告とリンク広告も配信して期待感を高めることで、購入検討中の870万人以上に広告をリーチさせることに成功しました。

ウォルト・ディズニー・カンパニー

ウォルト・ディズニー・カンパニーでは、フランスでの「ファインディング・ドリー」の公開の際、鑑賞意図の指標を上げることを目的に過去のキャンペーンデータから若者の利用が多かったことから、質の高いビジュアルコンテンツが集まるモバイルメインのInstagram広告を出稿。

広告用素材として、ドリーが画面の中を泳ぎ回る動画クリップの他、ドリーが出会う海の仲間たちの写真を並べたカルーセル広告を用意。

その結果、ターゲット層全体の鑑賞意図が7ポイント上昇、さらに広告想起が17ポイント上昇するといった効果が得られました。

Instagramの広告は6種類

インスタグラム 広告 種類

Instagram広告は、配置される場所によって「ストーリーズ広告」と「フィード広告」とがあります。

ストーリーズ広告とは、ユーザーがフォローしているストーリーズ投稿を見ている間に流すことができる広告のことです。

それに対して、フィード広告は、ユーザーの投稿と同じ感じのデザインでフィード上に流れる広告のことです。

Instagramに出稿できる広告のパターンには

  • 「写真広告」
  • 「動画広告」
  • 「カルーセル広告」
  • 「ストーリーズ広告」
  • 「コレクション広告」
  • 「インスタントエクスペリエンス広告」

の6種類があります。

この6つの種類広告パターンにはそれぞれ特徴があるので、広告を出稿する目的に合わせて適切なパターンの広告を選ぶ必要があります。

それでは、6種類あるInstagram広告の広告パターンの特徴を知ってもらうために、それぞれの広告パターンについて解説していきます。

写真広告

写真広告は、静止画とテキストで作るパターンの広告のことです。

表示できる画像は1枚だけですが、画像は正方形・横長・縦長の3パターンから選ぶことができます。

画像広告で使えるファイルのタイプはjpgとpngで、最大サイズは30MBです。

 

正方形の画像の最初・最大解像度は、

  • 最小解像度: 600 x 600ピクセル
  • 最大解像度: 1936 x 1936ピクセル

 

横長の画像の最初・最大解像度は、

  • 最小解像度: 600 x 315ピクセル
  • 最大解像度: 1936 x 1936ピクセル

 

縦長の画像の最初・最大解像度は、

  • 最小解像度: 600 x 750ピクセル
  • 最大解像度: 1936 x 1936ピクセル

 

となっています。

写真広告は、タイムライン上に自然に表示させることができるのが特徴です。

動画広告

動画広告は、動画とテキストを表示するパターンの広告のことです。

使える動画は1本のみですが、正方形と横長・縦長の長方形の動画が使えます。 

使える動画ファイルの最大サイズは4GBまでで、動画の長さは最大120秒までです。

 

アスペクト比は、

  • 正方形は1:1
  • 横長は1.91:1
  • 縦型は4:5

となっています。

 

サポートする動画コーデックはH.264、VP8で、サポートする音声コーデックはAAC、Vorbisです。

また、テキストは動画の下の表示で、最大文字数は2200文字までです。

動画広告は、実際に動いた状態の製品やサービスをユーザーに伝えることができるのが特徴です。

コレクション広告

製品をカタログ形式で表示するのがコレクション広告です。

一つの製品だけでなく、製品のラインナップをユーザーに伝えることができるので、製品個々の魅力が伝えやすいのがコレクション広告の特徴です。

使用できる画像は、

  • 最小幅: 500ピクセル
  • 最小高さ: 500ピクセル

 

テキストに使える文字数は、見出しが25文字以内を推奨、テキスト(本文)は90文字以内が推奨されています。

カル―セル広告

複数枚の写真や動画とテキストを表示する広告がカルーセル広告です。

 

画像や動画を複数広告に使えるので、ブランドストーリーを伝えることができるのがカルーセル広告の特徴です。

使用できるファイルタイプはjpgとpngで、画像1枚につき30MBが最大サイズです。

画像は正方形にトリミングされるので、最初から正方形を使用した方がよいです。

 

カルーセルで表示するそれぞれの画像は、

  • カード点数(最小): 2
  • カード点数(最大): 10
  • 画像アスペクト比: 1:1
  • 最小解像度: 600 x 600ピクセル

に規定されているので、これを守る必要があります。

ストーリーズ広告

Instagramのストーリーズフィード上に1枚の画像か1本の動画を自然に挿入できるのがストーリーズ広告です。

使用できる動画はmp4、mov、gifで、画像はjpgとpngに対応しています。

また、サポートする動画コーデックはh.264, VP8、さらに、サポートする音声コーデックはAAC, Vorbisです。

他にも、動画の最大サイズが4GBで、画像の最大サイズが30MB。最大表示時間が最大15秒で、画像1枚の表示時間が3秒となっています。

画像と動画でブランドアピールをすることができ、カルーセル広告と同じくブランドストーリーを伝えることができるのがストーリーズ広告の特徴です。

インスタントエクスペリエンス

インスタントエクスペリエンス広告は、以前はキャンバス広告と呼ばれていた、スマートフォン向けのフルスクリーン表示される広告のことです。

広告をタップするとスマートフォンに合わせたフルスクリーンのダイナミックな動画や画像ページが表示されるのが特徴です。

Instagramの広告を作成する方法は?

Instagram広告の作成はパソコンだけでなく、スマホでも作成が可能です。

パソコン

パソコンでInstagram広告を作成するためには、「Facebookページ」と「Instagramのアカウント」が必要になります。

そのため、Instagram広告を作成する前に両方を準備しておきましょう。

ただし、Facebookが提供している広告の管理専用ツール「広告マネージャー」を利用すれば、Instagramのアカウントは必要ありません。

FacebookページとInstagramのアカウントを用意したら、FacebookとInstagramのアカウントをリンクさせます。

 

→Facebookでの操作

作成したページの「設定」の中にある「Instagram」をクリックして、Instagramアカウントにログインします。

 

→Instagramでの操作

Instagramアカウントのプロフィールの「設定」から「リンク済みアカウント」をクリックして、Facebookを選んでログインします。

 

これらの操作でアカウントをリンクさせたら、Instagram広告の出稿が可能となります。

スマホ

スマホでも、Instagram広告を作成して出稿することが可能です。

 

Instagramアプリを使用すればInstagram広告を作成することができますが、事前にInstagramのアカウントを取得し、そのInstagramアカウントをビジネスプロフィールに移行しておく必要があります。

また、スマホのInstagramアプリだと、作成できるInstagram広告は過去の自分の投稿のみが対象です。

パソコンに比べて、作成できるInstagram広告に少し制限がありますが、パソコンよりも簡単に作成できるというメリットがあります。

まとめ

Instagramは男女問わず幅広い年齢層で使われているので、Instagram広告を上手に活用すれば、効率よくビジネスに直結させることができます。

しかし、そのためには、Instagram広告の広告パターンの特徴をよくつかんでおく必要があります。

記事で紹介した内容を参考に、Instagram広告を活用してみると良いでしょう。


参考

サービス業のInstagram広告成功事例を集めました|Instagramで儲ける(Web担当者Forum)

https://webtan.impress.co.jp/u/2019/06/06/32902