【徹底解説】効果的なマーケティング施策に重要なロードマップとは?

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マーケティングに携わっている人なら、一度は「ロードマップ」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。

しかし、具体的にロードマップとは何か、どう作ればいいのかと尋ねられると、明確に答えられない人も多くいます。

そこで今回は、効果的なマーケティング施策を実行する上で必要不可欠なロードマップについて徹底解説します。

そもそもロードマップとは何か、どのような効果が期待できるのかという点からしっかり理解していきましょう。

ロードマップの具体的な作り方やワークフレームの例を合わせて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

この記事は、次のような人におすすめの内容です。

  • そもそもロードマップとは何か知りたい人
  • ロードマップを作る効果が気になる人
  • ロードマップの作り方を覚えたい人

「ロードマップ」とは?

ロードマップとは、目標に向けた過程やテーマ、行動などを時系列でまとめた図のことをいいます。

日本語でいえば、行程表のこと。

プロジェクトの最終目標を達成するために必要な途中目標や施策などをあらかじめロードマップに記載することで、計画の途中に迷うことがなくなります。

短期間のプロジェクトはもちろん、長期間にわたるプロジェクトであってもロードマップを使って最終目標までの道のりを視覚化できます。

プロジェクトの実施期間が長い場合は、大まかなロードマップを1枚作成する場合もありますし、一定の期間ごとに分けてロードマップを作る方法もあるので適宜使い分けることがポイントです。

いずれにしても、ロードマップはプロジェクトの最初に作成することで、将来的な道のりや現状の不足事項が明確になるワークフレームです。

作成したロードマップを計画の途中で修正したり、加筆したりなど、ケースバイケースで賢く使うことで効果的なマーケティング施策を実行できます。

ちなみに、基本的にロードマップはビジネスの世界で使用されるワークフレームではありますが、日常生活などにも応用して使用できる汎用性が高い図としても知られています。

仕事の完成度や自分自身のスキルをアップさせるためにも、ロードマップの作成は重要といえるでしょう。

ロードマップを作ることによる効果とは?

わざわざ時間を取ってロードマップを作成すると、どのような効果が得られるのでしょうか。

ロードマップを作らなくても、マーケティング施策が成功することはあります。

しかし、少しでも成功率を上げるためには、ロードマップを作成するといいでしょう。

ロードマップの作り方を解説する前に、ロードマップによってどのような効果が期待できるのか紹介していきます。

メンバーの意識・目標の統一

ロードマップを作成すると、同じプロジェクトに関わるメンバーとの共通理解がはかれる効果があります。

したがって、ロードマップを作ることでプロジェクトに対するメンバーの意識や目標の統一化が期待できます。

ロードマップとは、いわばビジネスやプロジェクトの未来予想図のことです。

文章で将来の展望が記載された資料を配布されても、すべてのメンバーが同じ内容を理解しているとは限りません。

未来予想図としてあえて視覚化することで、メンバー間で意識や目標のすり合わせが可能になります。

正確に同じ目標を持っていれば、それに対する施策や行動などについての話し合いも自然と方向性は同じになる効果もあるのです。

ロードマップを作成することで、同じプロジェクトに関わるメンバーとの間の組織力が生まれ、向上していく効果が期待できるといえるでしょう。

ひとりの力ではなく、複数人の力が同じ方向を向くことでプロジェクトの成功はもちろん、企業の経営にかかわるような爆発的な成長も期待できるのです。

ロードマップには「何を」「いつまでに」「どうやって」を記載する

ロードマップは、明確な作り方が決められていないワークフレームです。

したがって、どのような形式でも、最終目標に対する過程が記載されていればロードマップになります。

とはいえ、効果的なマーケティング施策を実行するためには最低限必要な項目がいくつかあります。

ロードマップに記載すべき項目は、次の通りです。

  • 何を
  • いつまでに
  • どうやって

 

以上3つの項目は、必ずロードマップに記載しましょう。

そのうえで、必要に応じて細かい項目を書き足していくことをおすすめします。

 

ロードマップを作る際は、まず最終目標を記載することがポイントとなります。

自社が達成したい・達成すべき目標をできるだけ具体的にロードマップに記載しましょう。

ロードマップに記載する最終目標の具体例には次のようなものがあります。

  • 〇年までにA商品の売上を〇倍にする
  • 〇年までにSNSのフォロー数を〇人にする
  • 新規顧客の定着率を〇%増加させる

 

以上の内容を前提においた上で、ロードマップの作り方の流れをまとめると

  1. 紙に最終目標を記入する
  2. 自社の方針や価値観を記入する
  3. 中期目標を記入する
  4. 具体的な行動・戦略・戦術を記入する
  5. 想定されるリスクの対策案を記入する
  6. マイルストーンを記入する

となります。

マーケティング ロードマップ

必要に応じて変更も

先に少し触れましたが、ロードマップを一度作成した後、必要に応じて変更することも効果的なマーケティング施策を実行する上で重要なポイントです。

ロードマップはあくまでも未来予想図なので、実際にプロジェクトを進めていく中で予定と実際の進捗状況に違いが生まれることもあります。

こうした場合は、適宜ロードマップの内容を変更して実態に即したものにしていきましょう。

予定と現実にどれくらいの差が生まれているのか、どうすれば差を埋められるのかなど、再度チームのメンバーで話し合うことが大切です。

リスク対策も重要

ロードマップには、想定されるリスクの対応策を考えることが大切だと先に説明しましたが、できるだけ多くのリスクと対応策をロードマップに記入することがおすすめです。

ロードマップがリスクで埋め尽くされても、その数だけ対応策を講じれば何も問題はありません。

むしろ、プロジェクトが進む前にリスクとなりえる事象を発見できているので、良い状況ともいえます。

とはいえ、ロードマップにリスクを列挙するだけでは何の意味もありません。

リスクを回避できるきちんとした対応策を考えることがポイントです。

まとめ

ビジネスやプロジェクトの未来予想図であるロードマップを作成すると、メンバー間で共通理解が図れるため効率や品質がアップする効果が期待できます。

ロードマップの作り方はきちんと決められていないので、今回紹介した内容を参考に、自社に適したロードマップを作ってみましょう。


<参考>