E-mail magazine opening rate メルマガ 開封率

「メルマガの効果が出ない」なら開封率を気にしよう

メルマガは、企業が、商品情報やキャンペーン情報などの文章をつくり、顧客のメールアドレスに直接送信するもの。ダイレクトに顧客とコミュニケーションが取れることが魅力で、SNS全盛の今でも、企業のマーケターたちから根強く支持されていますが、効果を感じられないと感じる方もいるのではないでしょうか。

メルマガの効果があがらないのは、開封率が低いからかもしれません。

この記事では、開封率の基礎知識を紹介したうえで、開封率を高める方法を考えていきます。

開封率とは?

開封率とは、届いたメルマガを「開けた」割合のこと。

なぜメルマガ・マーケティングでは、開封率が重要となるのか、まず考えてみましょう。

メルマガの受け手(顧客)は次の3種類にわけることができます。

●熱心な読者●迷惑に感じていない読者●迷惑に感じている読者

メルマガの熱心な読者は、その企業や、その企業の商品・サービスに興味を持ち、メルマガが到着すれば必ず開封して内容を確認します。

メルマガを迷惑に感じていない読者は、メルマガが届くと、見出しによって開封したりしなかったりします。

メルマガを迷惑に感じている読者は、送信停止の手続きを取るほど困っているわけではないが、メルマガが届くと、そのほかの迷惑メールと一緒に削除してしまいます。

メルマガの開封率は、熱心な読者と迷惑に感じていない読者を増やし、迷惑に感じている読者を減らすと、高くなります。

つまり開封率を高める取り組みは、メルマガのクオリティを高めて、読まれるメルマガをつくる取り組みにほかなりません。

開封率は、メルマガ・マーケティングの成否を測る指標の1つになるので重要なわけです。

開封率を求める計算式は次のとおりです。

●メルマガの開封率(%)=開封された数÷送信数×100

開封率の目安

アメリカの調査で、メルマガの開封率は大体2割程度という結果が出てます。そして、日本企業もこれを基準にしているところが多いようです(*1、2)。

したがってマーケターは、開封率が20%を割り込んだら、危機感を持って対処しなければなりません。

*1:メルマガ平均開封率レポート【2019年版】

*2:業界別メルマガの開封率とクリック率の目安って?効果測定の正しい方法とは

20%はあくまで目安、自社で基準をつくろう

開封率の目安は20%だと前述しましたが、これは、あくまで目安と考えておきましょう。

なぜなら、開封率は業界ごとに異なりますし、メルマガの種類やメルマガを送る狙いによっても異なるからです。

そのため、メルマガのテコ入れを始める前に、自社の開封率基準をつくったほうがよいでしょう。自社で「目標開封率」「合格開封率」「危機的開封率」「効果なしとみなしてメルマガをやめる基準にする開封率」などを定めておくと、メルマガ・テコ入れの効果を見える化できます。

自社の開封率基準は、売上高目標から逆算してつくってみてください。

メルマガを担当しているマーケターの最終目標は、メルマガを開封してもらって、熟読してもらい、メルマガのなかに埋め込まれているリンクボタンをクリックしてもらい、商品紹介ページに移ってもらって、商品を購入してもらい、売上をあげることです。

そこで、売上高目標と過去の実績から「売上高→商品紹介ページへの遷移率=クリック率→開封率」の順に開封率を導くといいでしょう。

例えば、売上高月100万円にするには、最低でもクリック率3%を維持する必要があり、そのためには開封率を23%以上にしなければならない、といったように算出できます。

開封率の計測方法

メルマガの開封率を算出するには、開封数をカウントしなければなりません。

開封数をカウントする方法の1つに、メルマガに埋め込まれた画像の表示回数を数える方法があります。

メルマガをHTML形式にすると、受け手がメルマガを開封して、なかの画像が表示されると「1回」と算出されます。

また、メール配信システムを使えば、直接的に開封した数をカウントできます。

開封率を上げるには

売上高と開封率の両方が下落していたら、開封率が下がっているから売上高が減っていると推測することができます。そのため、メルマガ担当者は、開封率を上げることを目指しましょう。

開封率を上げるには、メルマガの内容を充実させ、魅力的にしなければなりません。

特別感を出す

もしメルマガ担当者が、惰性でメルマガを配信していたら、その気持ちは確実に受け手に伝わるもの。

メルマガ担当者は、「編集長」の気概を持って、毎号、特別なメルマガにしましょう。

メルマガ読者だけに割引サービスを付与したり、企業情報の第1報をメルマガで伝えたりするといった工夫が必要になります。

SNSと連動する

メルマガ・マーケティングに加えて、SNSマーケティングも実施している場合、両者を連動させましょう。

メルマガには濃厚な情報を載せられる特徴があり、SNSには注目を集められる特徴があります。

SNSで自社への注目度を高め、関心を持ってくれた人にメルマガで詳しい情報を送るようにするといいでしょう。

タイトルや見出しを見直す

メルマガでも画像を使うケースが定着していますが、それでも、メルマガのメインツールは文章です。

文章は、詳しく説明できるメリットがありますが、受け手に一瞬で理解させる力が弱いというデメリットがあります。

少しでも「一瞬理解」に近づけるには、タイトルと見出しを工夫する必要があります。

タイトルと見出しは、次の点に注意してつけるようにしましょう。

●タイトルだけで、文章の7割が理解できるようにする

●タイトルと見出しだけで、文章の9割が理解できるようにする

タイトルで「おっ」と思わせて、見出しで「面白そうだ、本文を読んでみよう」と思わせるようにしてください。

送信タイミングを見計らう

開封率は、曜日ごと、時間ごとにチェックするようにしてください。

そのリサーチを続けると、開封率が高い曜日と時間と、開封率が低い曜日と時間がわかります。

メルマガの多くは、受信してすぐに開封されなかったら、削除されてしまいます。受け手の多くは、メルマガは流れ作業で送られてくるもの、と思っているので、前日に受け取ったメルマガを読み返すことはないでしょう。

メルマガは、開封率が高い曜日・日時に送信することがポイントです。

まとめ

メルマガは、受け手に開封してもらわなければ、情報を伝えることはできません。

メルマガを担当しているマーケターは、開封率は視聴率と考え、0.1%を上げる取り組みを続けてみてください。

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<参考>

メルマガ平均開封率レポート【2019年版】

業界別メルマガの開封率とクリック率の目安って?効果測定の正しい方法とは

メルマガの開封率はどれくらい?平均から見るKPI設定について