バンドワゴン

【導入事例あり】バンドワゴン効果とは?ビジネスでの活用方法を紹介

マーケティング担当、または営業として日々仕事をする人の中には、「バンドワゴン効果」という言葉を耳にしたことがある人もいるでしょう。

しかし、バンドワゴン効果について具体的に説明できる人は、あまり多くないかもしれません。

そこで今回は、バンドワゴン効果について1から分かりやすく解説します。

記事の中盤からはバンドワゴン効果をうまく活用する方法や実際の導入事例を紹介します。

  • バンドワゴン効果について理解したい人
  • バンドワゴン効果を活用したい人
  • バンドワゴン効果の導入事例が知りたい人

は、ぜひ参考にしてください。

バンドワゴン効果とは

そもそもバンドワゴン効果とは、群集心理・集団心理に関連する効果で「ある一方の選択肢を選ぶ人が多いときに、思わずそちらを選択してしまう」というもの。

飲食店が2軒並んでいて、どちらか一方に行列ができているところを見かけとき、「多くの人が選んでいる方を思わず選択してしまう」それがバンドワゴン効果です。

バンドワゴンに関連する効果:スノッブ効果

スノッブ効果の「スノッブ」とは、自分の優位性や知識をひけらかす気取った人というイメージの言葉です。

スノッブは誰でも少しは持っている性向です。

例えば、「友達が知らない美味しい店を知りたい」「メジャーデビューする前に売れるアーティストを探したい」という思いを持ったことはないでしょうか。

このような「人が持っていないものを持ちたい・知りたい」という気持ちがスノッブ効果です。

バンドワゴンに関連する効果:アンダードッグ効果

アンダードッグ効果とは、バンドワゴン効果と対義する概念であり、人気がない選択肢に同情票が集まることを意味します。

例えば、選挙などで片方が有利だと聞くと、「自分はもう片方に票を入れよう」と思う、これがアンダードッグ効果(負け犬)です。

バンドワゴンに関連する効果:ヴェブレン効果

ウェブレン効果とは、商品やサービスの値段が高いほど価値があるように感じる効果のこと。

値段が高いと買い渋りをする人が多くなりそうに感じますが、ものによっては値段が高い方が売れることがあります。

ヴェブレン効果が現れやすいのがハイブランドです。

1枚数万円する服は数千円のものよりも品質が良いと考える人が多いでしょう。実際、品質は良いですが、数十万円する杯ブランドの服を買い求める人がいなくならないのはヴェブレン効果が働いているからです。

バンドワゴン効果を活用するには

バンドワゴン効果の基本的な内容について解説してきましたが、ビジネスにおいてどのように活用すればいいのでしょうか。

この章では、バンドワゴン効果をビジネスで賢く活用する方法をいくつか紹介します。

バンドワゴン効果の活用方法①スケジュールが埋まっているように見せかける

顧客との打ち合わせや商談を決めるときのアポイント取りで、バンドワゴン効果を利用することができます。

例えば、「来週ならいつでも行けます」と答えた方が顧客の都合に合わせられていいような気になりますが、実際は「〇曜日の〇時しか空いていないのですが、いかがですか」というように答えるほうが効果的です。

そうすると、顧客にアポイントが詰まっているという印象を抱かせ、「この商品(サービス)は売れている」と思ってもらえる可能性が高くなるのです。

バンドワゴン効果の活用方法②時間制限をする

顧客に商品やサービスを実際に体験してもらったり、工場などを見に来てもらったりする場合、「見学・体験は1時間まででお願いいたします」などのように、時間を制限すると良いでしょう。

制限時間を設けた方が、顧客に「1回できちんと理解しよう」と思ってもらえる効果も期待できます。

バンドワゴン効果の活用方法③陳列棚をわざと空ける

商品を陳列するときは、陳列棚を全て埋めた方が良いように感じる方も多いかもしれません。しかし、実は陳列棚の一部をわざと空けると、顧客が「多くの人に購入されている商品だ」という印象を持ちます。

その結果、予定外の商品を手にする、ということが起こるのです。

また、在庫が少ない旨を記載したポップを併用するのもおすすめです。

バンドワゴン効果の導入事例

最後に、バンドワゴン効果の導入事例をいくつか紹介します。

スタバ・ゴンチャ:SNS映えする商品づくり

スタバやゴンチャの商品を購入した顧客が写真を撮って、SNSに投稿しているのを見たことがある人は多いのではないでしょうか。

今や、TwitterやInstagramなどのSNSを利用した広告は、マーケティング業界でも注目される手法です。

SNS映えする商品を制作できれば、スタバやゴンチャが自身で広告しなくとも顧客に宣伝してもらうことができます。

新書・漫画:販売冊数を具体的にアピール

新書や漫画などの本は、「多くの人に購入されていて人気がある」と広告されていた方が売れやすいもの。

例えば、実際の販売冊数や店内での売れ行き順位などを具体的にポップに記載すれば、本の売上が伸びやすくなります。

ソフトバンク:実際の契約件数で広告を打つ

ソフトバンクでは、少し前に「契約者純増数No.1」というコピーが使用されていました。

これは、人気があるサービスであることを広告のキャッチコピーにすることで、たくさんのお客様の目に留まりやすくなる、という効果を狙ったもの。

契約者純増数以外にも、顧客満足度などを具体的に記載するのも効果的です。

まとめ

今回は、バンドワゴン効果について解説しました。

大切なポイントをまとめると以下の通りです。

  • バンドワゴン効果とは、人気がある選択肢を選ぶ効果のこと
  • 関連する効果としては、スノッブ効果、アンダードッグ効果、ヴェブレン効果がある
  • バンドワゴン効果は賢く活用することが大切

バンドワゴン効果をうまく活用できれば、ビジネスの幅も広がります。今回紹介した内容を参考に、バンドワゴン効果の活用方法を考えてみてください。

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<参考>

バンドワゴン効果とは? 販売成績を上げる3つのテクニック(STUDY HACKER)

バンドワゴン効果とは|“ 行列のできる店 ” にどんどん人が集まるワケとは(beehave)