ユーザーインタビュー ペルソナ

ユーザーインタビューの重要性とペルソナ設定の手順・注意点を分かりやすく解説

商品やサービスについてのユーザーの意見を知ることができる手段であるユーザーインタビュー。

商品・サービスの開発・改善に活用している企業も少なくないでしょう。

このユーザーインタビューの実施によって得られた情報から課題・ニーズを分析し、ターゲットユーザーを設定するときに役立つのが「ペルソナ」です。

本記事では、ユーザーインタビューの重要性やペルソナ設定に必要な情報を分かりやすく解説します。ペルソナ設定時の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

ユーザーインタビューの重要性

ユーザー(消費者)は悩みを解決してくれる商品やサービスを取捨選択して購入します。つまり、商品やサービスを開発する際には、ユーザーの悩みを解決するものでなくてはなりません。

そこで役立つのが「ユーザーインタビュー」です。

ユーザーインタビューとは、その商品・サービスを使用している人、または、開発予定の商品・サービスのユーザーとして想定している人たちに対して、インタビューをする、というもの。

ユーザーインタビューによって得られた情報を基に商品・サービスの開発・改善を行えば、想定するユーザーに「選ばれる」商品・サービスの開発・提供が可能となります。

つまり、ユーザーインタビューは「売れる」商品・サービスの開発・提供に重要だといえます。

ペルソナとは

「ペルソナ」とはマーケティング用語の1つで、自社の製品やサービスを利用すると想定した架空のユーザー像のこと。

ペルソナを設定せずにプロジェクトをスタートすると、一貫性が欠けたり、的確なマーケティングを行えない、ということも起こりえます。

したがって、年齢や性別、地域や職業、役職や年収、家族構成や趣味、休日の過ごし方や価値観などの情報をしっかり作りこんでペルソナを作成することが大切です。

ユーザーインタビューでペルソナ設定に必要な情報を得る

商品・サービス開発におけるユーザーインタビューの重要については、前述のとおりですが、ユーザーインタビューを実施したら、その情報を分析してペルソナを設定することが大切です。

ユーザーインタビューで知ることができるのが「行動傾向」と「課題」です。

まず、ユーザーインタビューでは、ユーザーの行動傾向を把握することができますが、ユーザーインタビューを行う際に、極端な行動をするエクストリームユーザーも対象にすると、ターゲットユーザーとの行動の違いが明確になります。双方の違いを知れば、商品・サービスの開発・改善において重要となるペルソナの条件を導くことができるでしょう。

また、ユーザーインタビューからユーザーの購買行動におけるパターンを知ることができれば、ユーザーニーズの仮説を立てることができます。

ユーザーニーズの仮設を立てることができれば、課題を解決するために必要な情報を得ることが可能。

これらの情報を基にペルソナを設定すれば、自社の商品・サービスの開発・改善に成功するでしょう。

ペルソナ設定時の注意

ユーザーインタビューに基づいてペルソナを設定する際には

  • 先入観を持たない
  • ユーザーインタビューは繰り返し行う
  • 複雑なペルソナ設定をしない
  • 人格や行動・感情も含めてペルソナを設定する
  • エクストリームユーザーも加える
  • 慎重に周知する
  • 随時アップデートする

ということが重要です。

1つずつ見ていきましょう。

先入観を持たない

多くの場合、商品・サービスの開発側には思い込みやユーザー像などの先入観がありがちです。しかし、実際の情報に基づいたペルソナを設定しなければ、マーケティング施策に役立ちません。

固定概念を持たないために、ユーザーインタビューの結果を客観的に受け止めることが求められます。

ユーザーインタビューは繰り返し行う

ペルソナを設定するには、年齢や性別・居住地域や職業・年収や最終学歴・趣味やライフスタイルなどを細かく作りこまなければなりません。

ペルソナを作成したら、ユーザーインタビューを繰り返して、仮説を検証しましょう。

複雑なペルソナ設定をしない

ユーザーインタビューでは様々な情報を得ることができます。そして、その情報からペルソナの設定をしていきますが、そこで重要なのが複雑なペルソナ設定をしない、ということ。

ペルソナを設定する際は、ユーザーインタビューから得られた多くのデータの中から複数のユーザーに共通する要素だけを抽出しましょう。

ユーザーインタビューからペルソナ設定に反映させるポイントを絞る際は、ユーザーが購入に至る要因となる点を意識してください。

人格や行動・感情も含めてペルソナ設定する

ユーザーインタビューで得た情報を基にペルソナ設定するときには、人格や行動・感情も加味しましょう。具体的に人格を伴ったペルソナ設定をすることで、より的確なマーケティング施策を打ち出すことができます。

ペルソナ設定にはエクストリームユーザーも加える

多くの場合、消費者のニーズを満たす商品やサービスは既に市場に存在しています。そこでおすすめなのが、エクストリームユーザーの存在も考慮すること。エクストリームユーザーとは、ペルソナの中でも極端な性質や行動が見受けられる消費者のことですが、ユーザーインタビューを次の3つのエクストリームユーザー層に行い、ペルソナ設定に加えると効果的です。

  • 特定の行動に時間とコストを割いているプロフェッショナルなユーザー
  • 特定の行動に対して割く時間とコストが甚だしく低いユーザー
  • 設定したペルソナにほとんど完全に当てはまるように思えるユーザー

ペルソナ設定の周知は慎重に行う

ペルソナ設定した人物像が、実際にユーザーになるかどうかは分かりません。そして、「正解」のペルソナ像にたどり着くには、仮説と検証の繰り返しが欠かせません。しかし設定したペルソナを一度聞いた人の中には、どうしても固定したイメージ像が出来上がってしまいがち。ペルソナの周知は慎重にすることが大切です。

ペルソナ設定は随時アップデートする

時間の経過と共に、ユーザーが求める製品やサービスは変わるもの。

自社の商品・サービスがユーザーニーズに合っているかどうか、随時確認して、必要に応じてアップデートしなくてはなりません。

まとめ

本記事ではユーザーインタビューとペルソナ設定の重要性について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

ユーザーインタビューを実施して適切なペルソナ設定を行うことは、自社製品やサービスの成功における鍵となります。

本記事を参考に、効果的なユーザーインタビューとペルソナの設定をしてみてください。

無料お役立ち資料フォーム


参考記事一覧

 ユーザーインタビューとペルソナで課題を探る(ASCII.jp x WEB PROFESSIONAL)

ペルソナ作成の極意|リアルなユーザー像が見えてくる(UX JUMP)

ターゲットユーザーはどんな人?よりリアルなユーザー像を作りあげるペルソナ法(Goodpatch Blog)

ユーザーインタビューを行うなら必ず意識したい、3つのエクストリームユーザー( PUBLISHED IN デザラボ)

ペルソナとは?設定するメリットから作成方法まで解説!(プロモニスタ)

「ペルソナ設定」って何?顧客ターゲットを絞りこむ3つのメリット。(phonogram)