ビジネスロードマップ

失敗しないビジネスロードマップとは?【目的や書き方まで大公開!】

顧客のニーズが多種多様で、さまざまなビジネスが生まれる現代だからこそ、ビジネスロードマップは重要になってきます。ビジネスを成功させるために、ビジネスロードマップの基礎から効果的な活用方法までしっかりチェックしましょう。

ビジネスロードマップとは

ビジネスロードマップとは、目標達成に必要な事項や困難な事柄を時系列で大まかに書きだしたものです。ベースにする時間軸は数カ月のものから、何十年先のものまでビジネスによっていろいろ。

簡単に言えば、ビジネスの未来予想図です。

ビジネスロードマップはなぜ必要?

ビジネスロードマップの作成は、ビジネスの成功に必要不可欠です。ビジネスロードマップを作る目的は、あなたの設定した目的を達成するためにはいつ何をすれば良いか、どんなことが障害になるのかといった全体像を把握することです。よりビジネスの構造を具体的に考えられるだけでなく、これからどういった行動をとれば良いのか明確に分かります。頭だけでの理解ではなく、視覚的にも理解ができるので、ビジネスにおいてビジネスロードマップの作成は非常に効果的です。

また、個人で目的を達成するのではなく複数人で達成する目的の場合に、グループ全員が何を目指すべきなのか意思統一が簡単にできます。

ビジネスロードマップの書き方

ビジネスロードマップの書き方は、目的や企業によって様々です。この記事ではビジネスロードマップに書くべきお勧め項目をご紹介します。あなたの目的にあったビジネスロードマップを作成してみてください。

ビジネスロードマップのおすすめ項目

まずは、ビジネスロードマップの作成する際にぜひ書いてほしいおすすめ項目を7つご紹介します。

①達成したい目的

達成したい大きな目的は必ず書いてください。抽象的なものより、具体的なものの方がビジネスロードマップを作成しやすいです。例えば、A商品の売上額を今の3倍にする、というように数字を入れたりすると具体性が増します。達成する目的に応じて具体性を取り入れる工夫をしてみてください。

②目的を達成するための目標

達成する目的が大きい場合や、達成にかかる時間が長くなる場合は、途中目標を設定してください。途中目標が設定されていると、計画が予定より遅れていた場合に気付けます。客観的な進捗状況の把握はビジネスにおいて非常に重要です。予定と大きく異なってしまった場合は、ビジネスロードマップを見直しましょう。

③目的の達成時期(時間軸)

ビジネスロードマップを時間軸ベースで書くことで、現状と未来のギャップをいつまでに埋めなければいけないかをイメージしやすくなります。

④今の状態

達成する目的に対して、今の状態がどうなのかを明記しましょう。未来とのギャップをより把握しやすくなります。

⑤想定される問題

目的を達成するまでに発生すると考えられる問題をリストアップしていきます。大きなものから小さなものまで、思いつく限り書き出してください。多数の問題が出てきても気を落とさないでください。問題を認識することに意味があり、問題の数だけリスクをつぶせるチャンスがあるということです。

⑥問題を解決するための方法

洗い出した問題を解決するための方法を書きます。先に問題が多くても大丈夫と書きましたが、解決策を考えられなくては意味を成しません。問題にぶつからないように避けて行く手段をとる方法もありますが、できれば解決策を講じるべきです。例えば、3年後にアメリカでパソコンを1万台売るという目的に対して、言葉が通じないという問題があるとします。言葉は通じないが、パソコン自体の性能が良ければ売れるだろうから対策しなくてよいと考えるよりも、英語のできる社員を雇う・英語塾に通う社員にインセンティブを付けるなどの解決策を講じる方がベターです。仮にパソコンの性能が認められて目的を達成できたとしても、今後の英語の習得が必要なことは目に見えています。事前準備がない状態で言葉の壁を問題として認識しても対策に時間がかかってしまいます。実行に移さなくてもアイディアの手持ちは多い方が迅速かつ適切な判断ができます。考えられる問題を全てピックアップして、問題に対する解決策を思いつくだけ書き出しましょう。複数人で達成する目的であれば、解決策を共有することで違うアイディアも出てくるのが、ビジネスロードマップ作成の意義です。

ビジネスロードマップを書く手順

続いて、ビジネスロードマップを書く手順をご紹介します。

ポイントは、現状から書き進めるのではなく未来から逆算して書くことです。逆算して書くことで、不足事項や中間達成事項が明確になります。

思いつくまま書いても良いのですが、少しの工夫でより良い効果が得られるので試してみてください。

  1. 達成したい目的を書く
  2. 時間軸を書く
  3. 現状の状態を書く
  4. 未来から逆算して中間目標を書く
  5. 問題を書く
  6. 問題の解決策を書く
  7. (複数人で達成する目的の場合)共有する

今まで説明した内容をもとに、ビジネスロードマップを作成しました。今回の目的は、一度陳腐化した商品を1年後に再度売れる商品にすることです。

目的までの経過が明確になりますね。

設定した目的の妥当性もしっかり考察してください。計画を進めてからゴールである目的を変更すると軸が大きくぶれる危険があるのでご注意ください。

ビジネスロードマップの効果的な利用方法

単にビジネスロードマップを作成するだけでなく、小さい時間軸のビジネスロードマップを書いたり、他のフレームワークを併用すると効果的です。順番に解説していきます。

①小さい時間軸のビジネスロードマップを作成する

達成する目的な大きい場合は、達成までの数年で区切ってビジネスロードマップを小分けにしましょう。本目的の達成が5年後なら、1年単位でロードマップを作成します。期間を区切ることで、より具体的なビジネスロードマップを作成できます。

②他のフレームワークを併用する

ビジネスロードマップを作成して気づいた問題点などをより深く分析することがビジネスでは重要です。ビジネスロードマップだけでなく、いろいろなフレームワークを併用すると効果的です。例えば、商品の強み・弱みを分析するSWOT分析や障害の要因を深堀するロジックツリーなど。様々な視点から物事を考えることで目的を達成するまでに出会う脅威や機会を発見できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ビジネスロードマップの重要性をご理解いただけたかと思います。

ビジネスの成功には目的達成を積み重ねることが必要です。市場からのニーズをきちんと把握して、適切な目的を設定してください。

【関連記事】

ビジネスを成功に導くビジネスロードマップ|詳しい作り方について徹底解説
https://kotodori.jp/strategy/business-roadmap-for-success/

 


<参考>

ビジネスロードマップとは(Webコンサルティング)