Twitterは、4,500万人以上のユーザーに利用されているツールであり、特に10代・20代の若い世代に多く用いられています。企業のマーケティングにも活用されていますが、マーケティングで活用するにあたって重要なのが「どれだけのユーザーに見られる機会があったのか」ということ。
そこで今回は、Twitterでのつぶやきがどれだけのユーザーに見られたのか、を知る指標である「インプレッション」について、分かりやすく解説します。確認する方法や増やす方法についても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Twitterのインプレッションとは
Twitterのインプレッションとは、ツイートした内容が、他のユーザーに表示された回数のこと。ユーザーがツイートを見る機会がどれくらいあったのか、を知ることができます。
ただし、インプレッションは、あくまでも各ユーザーのタイムライン上に表示された回数のことであり、個別ページをクリックした回数ではありません。したがって、しっかり内容を見てくれているかどうか、ということまでは分かりません。
エンゲージメントとの違いは
エンゲージメントとは、ユーザーがツイートに何らかの反応を示した回数のこと。「いいね」や「リツイート」、コメントの入力などがこれに当たります。
インプレッションがユーザーに表示された回数であることから、全く違う意味を持つものであるといえます。ちなみに、メディアエンゲージメントは、ツイート内に張り付けられている画像や動画がクリックされた回数、そして、リンクのクリック数は記載されているURLリンクがクリックされた回数です。
エンゲージメントをインプレッションで割ることによって算出される数値がエンゲージメント率となります。
Twitterのインプレッションを確認する方法
Twitterのインプレッションは、自分のツイート一覧から確認する方法と、Twitterアナリティクスを活用する方法とがあります。
Twitterアナリティクスを利用する手順は、次のとおりです。
手順1 インターネットブラウザからTwitterにアクセス
手順2 左側画面のメニュー・一覧にある「もっと見る」をクリック
手順3 「トピック」「モーメント」などの項目一覧のなかに「アナリティクス」が表示される
手順4 「アナリティクス」でインプレッションを確認
Twitterアナリティクスなら
- エンゲージメント率:エンゲージメント・エンゲージメントをインプレッションで割った数字
- ツイートアクティビティ:ツイートの数、フォローの数、インプレッションやエンゲージメントなどの詳細をグラフ表示したもの
などの数値も知ることができます。
Twitterアナリティクスの数値を分析すれば、マーケティングを成功に導くことが可能となります。
その際には、
- 現状把握
- 課題を見つけて仮説を立てる
- 改善を実行
という流れで進めていくといいでしょう。
エンゲージメント率が高いツイートは、ユーザーに関心を多く持たれたツイートだということです。エンゲージメントを高めるためにもインプレッションに関するデータを把握しておくといいでしょう。ただし、フォロワーの詳細情報や時間毎のアクティビティは、Twitterアナリティクスでは確認できません。
Twitterのインプレッションを増やすには
Twitterのインプレッションを増やすため方法として
- 発信頻度を上げる
- ハッシュタグをつける
- 画像や動画を添付してツイートする
- リツイート・リプライをする
ということが挙げられます。
それぞれの方法について、簡単に紹介します。
1.発信頻度を上げる
ツイート数を増やせば、ユーザーに閲覧される確率が上がります。ユーザーに閲覧させる確率が上がれば、フォロワーの増加も期待できます。
月に数回もしくは年に数回しか投稿しないアカウントより、毎日こまめに投稿するアカウントの方がインプレッションは増えるので、Twitterを活用するなら、発信頻度を上げるようにしましょう。
2.ハッシュタグをつける
ハッシュタグをつけることも、Twitterのインプレッション増加に繋がる施策の1つです。「#○○○」のように、ツイートにハッシュタグを付けると、そのタグを経由してユーザーの目に留まることも。
タグ付きで商品の感想をツイートすれば、ユーザーのツイートにタグを含めてもらえる可能性も上がります。ハッシュタグを付ける人が増えればトレンドとなることもあるため、ハッシュタグによる拡散を目的とした手法も効果的といえるでしょう。
3.画像や動画を添付してツイートする
Twitterは、ツイートに画像や動画を付けるだけでタイムラインの上位にツイートが表示がされやすくなります。そのため、ユーザーの目に触れる機会を増やすためには、すべてのツイートに画像・動画を添付することがおすすめです。
4.リツイート・リプライをする
リツイート(拡散)とは、ある特定のツイートを別のタイムラインに流すこと。リツイートすることによって、インプレッションを増やすことができます。
ユーザーの目を引くツイートはリツイートで拡散される可能性が期待できますが、リツイートしてもらうことを待っているだけではインプレッションを必ず増やすことができるとは限りません。
自分でインプレッションを増やす方法なら、リプライの機能を活用しましょう。リプライをフォロワー数の多いユーザーに行うことで、多くの人に見てもらうことが期待できます。
フォロワー数の少ないTwitterアカウントを利用している際には、リプライをうまく活用しましょう。
まとめ
Twitterのインプレッション数を増やすためには、ツイートの発信回数を増やす、動画や画像の活用、リツイートやリプライ機能の活用などが有効です。また、ツイートをする際には、利用頻度が多い時間帯にツイートすることも大切です。
本記事で紹介した方法を実践し、Twitterのインプレッション増加に繋げてください。
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<参考>
Twitter(ツイッター)のインプレッション数を確認してツイートの効果を把握しよう(ferret)