アンケート 択数

アンケートの設問で適切な選択肢数とは?回答形式や確認事項を紹介

選択肢を選んでもらうタイプのアンケートを実施する際、アンケートの選択肢数に悩むケースもあるのではないでしょうか?

正しいアンケートの選択肢数は、必要最低限であること。

では、必要最低限の選択肢数はどのように求めることができるのでしょうか?

本記事では、アンケートの選択肢数の決め方に関して紹介します。同時に、アンケートに応じた回答形式や確認事項も解説するので、ぜひ参考にしてください。

選択肢数は多い方が良い?少ない方が良い?

最適なアンケートの選択肢数は、「必要最低限」と述べました。

Googleの検証によると、アンケートに3つ以上の選択肢数を用意してあるアンケートは回答者が答えやすいため、結果としてアンケートの質が高くなるとされていますが、一体どれくらいがアンケートでの必要最低限の選択肢数なのでしょうか?

ここでは、アンケートにおける適切な選択肢数について、詳しく確認しましょう。

最適な質問数とは

アンケートの最適な質問数の条件とは、アンケートの回答者にストレスがかからない質問数であること。

回答者が面倒に感じると、回答率は下がってしまいます。そのため、なるべく短時間で完了できる、質問数が多すぎないアンケート作りをすることが大切です。

アンケートの選択肢数を設定するコツ

「はい」と「いいえ」で答える二択の設問で構成されるアンケートを見たことがある方は少なくないでしょう。しかし、Googleによると、二択の設問を避ける方がアンケート精度が高まります。

また、アンケートの選択肢を作る際には、回答者のための選択肢も用意することが大切です。

たとえば、スマホアプリのダウンロード経験について質問すると仮定しましょう。「はい」と「いいえ」の選択肢しかなければ、全員がスマホを持っている前提になります。しかし、実際にはスマホを所有しない回答者も存在するはずです。よって、すべての対象者が回答できるように、「スマホを持っていない」や「回答したくない」などの選択肢を追加するといいでしょう。

選択肢数に応じた回答形式を

回答者が答えやすいアンケートの作成には、選択肢数に応じた回答形式を選ぶことが必須です。

ここでは、まずはアンケートで利用される回答形式の種類を把握しましょう。

・単一回答・単一選択(SA)

「単一回答」もしくは「単一選択」形式とは、設問の答えとして選択肢から1点のみを選択する方法です。

回答を絞る際に有効です。

・複数回答・複数選択(MA)

「複数回答」または「単一選択」形式では、選択肢から複数回答することができます。もし選択肢すべてに該当する場合は、すべてを選択しても構いません。

回答者にとって当てはまる回答がない場合に備えて、「当てはまらない」や「知らない」、「分からない」などの選択肢も用意しましょう。「該当しない」旨を明確にする選択肢を作成することで、無回答との区別ができます。

・リミテッドアンサー・制限マルチ(LA)

「リミテッドアンサー」と「制限マルチ」は、複数回答の1種です。

「リミテッドアンサー」・「制限マルチ」と「複数回答」の違いは、複数回答が該当する選択肢すべてを選べるのに対して、リミテッドアンサー・制限マルチでは選択できる回答数を制限すること。

リミテッドアンサー・制限マルチは、ほとんどの選択肢が選ばれる事態を避けるために用いる回答形式といえるでしょう。

・順位法

順位法とは、アンケートの選択肢に順位を付ける方法のこと。

すべての選択肢、または上位3つまで、下位5つまでなどのように一部の選択肢に順位を付けます。

順位法を用いたアンケートの設問の活用によって、各項目での1位の抽出・分析、または、項目ごとの順位の差から項目間の相対評価をすることなどができます。

・度合い評価

度合い評価とは、5段階評価で満足度などを示すアンケートの回答形式です。

・自由回答・自由記述(FA・OA)

自由回答・自由記述形式は、選択肢に頼らずに回答者が自身の言葉で回答する方法です。

回答者の潜在意識や予想外な回答を得たい時に最適な回答形式ですが、回答者にとっても、アンケートの実施企業にとっても手間がかかる方式です。

回答者にストレスをかけてしまいやすく、適当な回答や無回答が多くなってしまう傾向があります。

・数値配分法

自由回答(FA)の1種である数値配分法は、重要度を点数で表してもらう回答方法です。

たとえば、合計10点として、それぞれの項目に配分してもらいます。選択肢が多い場合は、各項目の合計点数が満点にならない回答が増えるので、数値配分法の利用は不向きです。順位法と同じく、項目間の相対評価ができます。

・マトリクス

「マトリクス」とは同じ選択肢となる複数の質問を、まとめて尋ねる回答形式を指します。

たとえば、消費者が購入した食器洗剤についての評価を質問すると仮定します。そして、アンケートを実施する企業側が回答者に聞きたいポイントは、「落ち方」「香り」「量」「価格」「総合」だとしましょう。

「とても良い」「良い」「普通」「悪い」「とても悪い」のマトリクス形式で質問をすると、1つの設問で「落ち方」「香り」「量」「価格」「総合」の5点に対する回答を得ることができます。

・ドロップダウン

選択肢数が少ない時に避けるべき回答形式が、「ドロップダウン」です。

ドロップダウン形式とは、クリックすることで選択肢が表示される方式ですが、クリックして数が増えることで面倒に感じる回答者も。

そのため、少ない選択肢数の場合は、あらかじめすべての選択肢が見える表示の仕方の方が好ましいでしょう。一方、選択肢が多い場合は、全部を表示すると分かりにくくなります。よって、ドロップダウン式の回答形式の利用がおすすめです。

作成したら不備や重複がないか確認を

アンケートを作成したら、不備や重複・漏れが無いかどうかを確認しましょう。

また、すべての回答者に誤解を与えないよう、第三者に設問内容に答えてもらうなど、事前確認も大切です。

顧客の属性や嗜好など、回答者の個人情報を把握するための設問は、アンケートの終わりで聞くことで回答率が高くなります。

答えにくい設問の有無

1つの質問で複数の事柄を尋ねると、回答者の混乱や苛立ちを招く恐れがあります。

また、アンケートの設問で自由記述形式が必要な場合、回答例を記載して回答者が答えやすいような工夫が求められます。

漏れや重複した選択肢の有無

選択肢に漏れや重複があると、正しいアンケート結果を得られません。

アンケートを実施する前に、しっかりと不備がないかどうか確認しましょう。

まとめ

本記事では、アンケートの設問の作り方について解説しました。

アンケートを作成する際には、本記事で紹介した内容を参考に、回答者・アンケートを実施する側、双方に極力手間がかからない設問作りをするようにしましょう。

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参考記事一覧

「アンケートを成功させるためのヒント 回答の選択肢の数について」(Surveysヘルプ)

「質問と選択肢の最適な「数」とは[アンケートづくりのコツ]」(KORODORI)

「成果を出す!アンケート作成業務に必須の7つのポイント[アンケート作成編]」(SynergyMarketing)

「アンケートの回答率を上げるデザイン|基本の作り方と作成時のポイント」(CX college)

「有効な回答がたくさん集まる顧客満足度アンケートの作り方」(formzuのブログ)