新商品開発

新商品開発のアイデア創出に欠かせない!おすすめのフレームワーク5選

新商品開発に関する企画会議などで、どうしてもアイデアが出ず悩んだことがある、というかたは少なくないでしょう。新商品開発のアイデアは、そう簡単には思いつかないもの。本記事では、アイデア創出に役立つ手法として、5つのフレームワークを紹介します。ぜひ、参考にしてください。

アイデアの創出に必要なこと

新商品開発のアイデア創出には、

・自社の商品、サービスの分析
・同業他社の商品、サービスの分析
・市場の分析

が大切です。それぞれのポイントについて、簡単に解説します。

自社の商品・サービスを分析

新商品の開発は、自社の商品やサービスに、少しアレンジを加えることも有効です。しかし、アレンジの加え方を誤ると、現行商品よりも売り上げを落としてしまう可能性もあります。

自社の商品・サービスを分析し、強み・弱みを見つけることが大切です。
そして、その弱みを改善できるアレンジを加えれば、それが新商品開発のアイデアとなるでしょう。

同業他社の商品・サービスを分析

売り上げを伸ばしている同業他社の商品・サービスのアイデアを参考にするのは、以前から行われているアイデア創出の方法の1つです。上手くいっている同業他社の商品・サービスと自社の商品・サービスとは何が・どんなところが違っているのかを分析し、その分析で気づいたことを、新商品開発のアイデアに生かすと良いでしょう。

市場を分析する

新商品開発のアイデア創出には、市場を分析することが大事です。市場分析を新商品開発のアイデア創出に繋げるには、「市場規模」「競合商品」「将来性」などの市場分析を行い、市場で主流になっていることを商品開発のアイデアとするという方法と、今の市場の主流・トレンドとは逆のことをアイデアとする方法とがあります。

市場の主流とは逆のことをアイデアとする場合、ポイントを見極めないと市場のニーズをつかめない可能性があるので注意が必要です。

アイデアの創出に役立つ5つのフレームワーク

アイデア創出に役立つフレームワークを5つ紹介します。
ここで紹介しているフレームワークを活用すれば、問題解決や意思決定を行いやすくなります。

オズボーンのチェックリスト

「オズボーンのチェックリスト」とは、ブレーンストーミングの考案者でもあるA・F・オズボーン氏が考えた、アイデアの発想が煮詰まったときに新たな視点から見ることができるチェックリストです。

チェックリストには、以下の9つの質問が用意されています。

・他に使い道は:転用(Put to other uses)
・応用できないか:応用(Adapt)
・修正したら:変更(Modify)
・拡大したら:拡大(Magnify)
・縮小したら:縮小(Minify)
・代用したら:代用(Substitute)
・アレンジし直したら:置換(Rearrange)
・逆にしたら:逆転(Reverse)
・組み合わせたら:結合(Combine)

この9つの質問のあるチェックリストに、思いついたことを当てはめていくと、アイデア発想の切り口を見つけることができるでしょう。

シックス・ハット法

「シックス・ハット法」は、マルタの心理学者エドワード・デボノが発案したもの。発水平思考という思考法を利用し、思考を6つのパターンに切替えながら、ステップごとに決められた視点から強制的にアイデアを発想していく方法です。

シックス・ハット法での6つの思考パターンとは、以下の6つです。

1. 客観的・中立的な思考:(白)情報

2. 直感的・主観的な思考:(赤)直感と感情

3. 否定的・悲観的な思考:(黒)注意・リスク

4. 肯定的・楽観的な思考:(黄)利点と価値

5. 創造的・革新的な思考:(緑)アイデアの生成

6. プロセス管理・俯瞰・統括な思考:(青)思考プロセスの管理

本来、6人がそれぞれの色を担当し、それぞれの意見を出し合ってディスカッションするのがシックス・ハット法のやり方です。しかし、アイデアを6つの視点で考えるようにすれば、1人でもシックス・ハット法が利用できす。

KJ法

「KJ法」は、文化人類学者である川喜田二郎氏が考案した発想法であり、川喜田氏の著書「発想法」のなかで、効果的な研究・研修方法であると紹介されています。ちなみにKJは、川喜田氏のイニシャルから取ったものです。

紙やカードに思いついたアイデアを1つ書き、書かれたアイデアを系統ごとにグループ化することで、情報同士の関連性を視覚化し、アイデアの創出に繋げることができます。

本来、KJ法は収集した多量の情報を効率よく整理するための手法なのですが、アイデア同士の関連性が見た目で分かりやすくすることができるので、ロジックな視点から新たなアイデアを発想するのにも使える手法です。

マインドマップ

「マインドマップ」は、イギリス人教育者のトニー・ブザンが考案したものであり、頭のなかで考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくする手法です。アイデアマップやメモリーツリー、スプレー図と呼ばれることもあります。

マインドマップのやり方は、大きめの用紙を用意し、紙の中心に主題(メインテーマ)を記入。そして、そこから枝を書き、主題から思いつくことをどんどん書いていきます。

マインドマップを作成することによって、頭の中で漠然としているアイデアが、1枚の図形としてまとめ、可視化できるのでアイデアの全体像を俯瞰できるようになります。また、マインドマップを利用することで、一見無関係のことからアイデアが湧いてくることもあります。

PMI法

「PMI法」のPMIとは、プラス(PLUS)、マイナス(MINUS)、興味(INTEREST)の頭文字を取ったもの。良い点(PLUS)悪い点(MINUS)、興味深い点(INTEREST)の3つの項目で、あるアイデアを評価することで、新たな視点で新しいアイデア発見に繋げるのがPMI法のやり方です。

良い点(PLUS)や悪い点(MINUS)のどちらにも当てはまらないことや、何かが引っかかったり、妙に惹かれたりするという点を興味深い点(INTEREST)の項目に書き出すことで、アイデアの深掘りができることがPMI法の特徴です。

お役立ち資料ダウンロードフォームはコチラ

まとめ

新商品開発の最初に実施するのが「アイデアの創出」ですが、これは、新商品開発で1番難しいもの。何もないところからアイデアを生み出すのは大変ですが、今回紹介した手法やフレームワークを活用すれば、アイデアを生み出しやすくなるでしょう。

ぜひ、試してみてください。

<参考

6つのアイデア発想法|明日からアイデアマンとして大活躍!(Career Theory)
アイデアが泉のように湧き出る「5つの質問法」(JMC)
意外なところから見つかる新商品アイデアとは?(Alibaba JAPAN)